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2009年2月24日 (火)

復活!究極のトマトのカクテル!

1月中旬に突然、僕の携帯に未登録の着信が!

 誰かと思い出ると、元気のいい声で、
「あー、どうもー。お久しぶりです。掛川の石山です。お元気ですか?」

毎年トマトの時期にお世話になっている”トマト作りの名人”石山一雄氏からの電話でした。

こんな時期にどうしたのだろう、まさか不作で今年は全く駄目とか…? 

恐る恐る聞くと、「ずいぶんイイ状態なんで良かったらどうかなーと思ってね。今年は雨が少なくて乾燥してたし出来が早いんだよね。しかも、出来もいいよ!」

石山氏がそこまで言うのは、過去10年以上を振り返っても初めてのこと。

そこで言い値でいいから一番小さい4Sサイズを送って欲しいとお願いすると無理と言う。

「 4Sサイズは滅多に出来ないんだよね。数もないし。3Sで我慢して下さいよー」

4Sになると栽培が難しいく、数も少ないようです。

丸トマトは小さいほど味が濃厚で、糖度も高いが、その分値段も高い。

石山氏の指摘通り、「お任せしますから、極上の物だけ5箱位下さい!」と注文しました。

3日後、見事なトマトが届きました。

さて、ここからが勝負です。

というのも、完熟した永田農法のトマトとはいっても、常温で、さらに熟成させる必要性があるからです。

届いた時点の糖度は9度強。これを1週間寝かせると10度以上になります。

トマト自体の水分が多少蒸発するお陰で、糖度と酸度と旨みが増すからです。

届いてすぐの状態だと、水分が多い分だけジュースが絞れて、カクテルにするには儲かるのですが、味が薄くてお客様にお出しするには早いのです。

下の写真をご覧ください。

1週間ほど寝かせたトマトは水に入れると見事に沈みます! 

ご自宅のトマトなら浮きますよね。ここが違うんですよ!

トマトは夏だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は、冬の方が味が濃厚でカクテルには最適です。

したがって、当店では1月下旬~4月一杯でお終いなのです。

最近は、「季節のフルーツを使った…」などと公言しておきながら、同じフルーツが1年中ある。そんなインチキバーが圧倒的多数ですね。

スーパーで山積みの二束三文のフルーツを出して暴利を貪っている。

手間と暇と原価をかけないバーが多いのが現状です。

生産者の方々の努力やご苦労を、もっと知るべきだと思うんですがね。

さて、当店は今は、ブラディマリーとブラディブルをご用意してお待ちしております。

ブラディマリーはトマトとウオッカ、ブラディブルはブラディマリーに,自家製のダブル・コンソメスープを入れた物。

自家製のダブルコンソメでブラディブルを出しているバーは、日本では当店のみではないでしょうか? 

3月中旬になると、当店名物のブラディシザーがお目見えします。

「 あっ! スーパーで売っているクラマトジュースね。」と言う方 そんな邪道はしません。

期間限定ですが、 自家製の蛤スープを使用します。

ちなみに市販のクラマトジュースの内容成分を見ると(トマトジュース・ハマグリエキス・アミノ酸)とあります。

つまりハマグリエキスとアミノ酸(化学調味料?)が添加されているのです。

こんなまがい物をお客様に出すわけにはいきません。

詳細は過去のブログをどうぞ。

他店では飲めない逸品、これもまた、お楽しみに!

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