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2009年4月27日 (月)

スコットランドとフランス紀行公記 パート16

いよいよ今回からフランス編スタートです。

スコットランドのグラスゴーから、フランスはパリのシャルル=ドゴール空港へ。旧知の仲であるモワイエ社社長、ピエール・デュバリー氏が空港に迎えに来てくれました。飛行機の遅れでボルドーに行くのが明日になったので、夜はデュバリー社長御用達のレストランで食事しました。ビストロですが、スコットランドの食事とは天地の差で、美味しくいただきました。

翌日、朝イチのTGVとレンタカーでボルドーに向かいました。スコットランドは日本と同じで左ハンドル&左通行ですが、フランスは右ハンドル&右通行なので違和感がありました。

午前中のわずかな時間でボルドーのシャトー巡りです。ボルドーは今回で5回目。正直、飽きました。とはいえ、店内に飾る写真を撮りたいのだから、仕方ない。ポイヤック村まで行き、5大シャトーの一つ、ラトゥールの写真を撮りました。今のラベルは、昔の先の尖った塔ですが、今は違い先が丸い低い塔で今ひとつ威厳に欠けます。そして同じポイヤックのピッションコンテスラランド白い煉瓦作りの綺麗なシャトーです。

続いてサンテミリオン。サンテミリオン大聖堂を素通りして、オーゾンヌとシバルブランに行きました。あいにくの天気ですが、良い写真が撮れました。以前訪ねたサンテミリオンの町外れの酒屋に、フィジャック(1955年)があったので「見せてくれ」とお願いすると、「状態が良くないからお勧めしない」と言う。結局、今回は何も買わずに店を出ました。

その次は3回目のペトリウスです。弾丸ツアーなのでアポ無し。とりあえず外観写真だけを押さえました。さらに、近くのルパンに行きたかったのですが、さっぱり見つかりません。とにかく小さいシャトーで、見つけるのが困難なのです。倉庫みたいな建物しかないらしく地元の人も分からないと言う。仕方なく、ラガブリエール・ヴィューシャトーセルタン・ラコンセイラント・ラフルールを回りました。 サンテミリオンとポムロールは隣接しているので車だとすぐです。

ボルドーのシャトー巡りはこれで終わり。なんだ、写真だけだね…って?はい、そうなんです。つまらないと言われればそれまでだけど、ここでは時間が無いので酒を買うのが目的ではないんですね。だって、今回の旅の最大の目的は、次の訪問先、コニャックで1700年代のコニャックを入手することだからです。

私にとって“第二の故郷”とも言えるコニャック訪問。果たして、手に入りますやら……?

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2009年4月23日 (木)

自家製トリッパソース!

久しぶりにトリッパ(牛の胃袋の煮込み)を仕込みました。仕入れは友人で、渋谷の人気焼き肉店「ゆうじ」の樋口氏に依頼しました。知り合いのシェフ曰く「良い内蔵は全部焼き肉屋に行きますからね。」とのこと。持つべき者は友人である。人参と玉葱は当店御用達、広尾のナチュラルマートで、セロリは青山のナチュラルハウスで買いました。

まず人参、セロリ、玉葱の順にオリーブオイルで炒め、オーガニックのホールトマトを3缶を鍋に入れ、一緒に軽く煮込みます。それをムーラン(濾し器)で濾して一晩置きます。

翌日。大きめの鍋にパセリ、セロリの葉、ねずの実、月桂樹の葉を入れて沸騰させ、樋口氏から買ったトリッパ(4キログラム)を4等分して4分の1を入れ10分ほど下茹でをし、水を取り換えながら同じ作業を二度繰り返します。トリッパの臭みを取るためですね。なかなか面倒ですが、これをやらないと美味しくならないんですね。

トリッパに付いている余分な脂を包丁でこそげ取り、食べやすい大きさにカットします。(これも結構な手間です)昨日作ったソースに、石山氏のトマトで作ったトマトソースを混ぜ入れ、自家製コンソメスープを加えて暖まったら、先ほどカットしたトリッパを投入して1時間半ほど弱火で煮込みます。冷めた段階で冷蔵庫に入れて一晩おくと、トリッパに味がなじんでいきます。

翌日、冷蔵庫から取り出したトリッパソースをまた弱火にかけて1時間弱。ここが重要!テレビで「さすが凄い!5時間煮込んだだけあってトロトロ、美味しい~!」などと興奮気味にリポートしていた人がいましたが、僕はある程度食感があって噛むほどに味が湧いてくるトリッパの方がいいと思っています。(そもそも長時間煮込むことくらい誰にでも出来ることで、何が凄いのかよく分かりません)

そんなわけでようやくソースは完成 今回はパスタとペンネのソースとして作ったのがトリッパです。あとは、ペンネに絡めてパルミジャーノチーズと刻みパセリを振りかければ、トリッパのペンネが完成です。ぜひ、当店にてご賞味下さい。

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2009年4月18日 (土)

スコットランドとフランス紀行公記 パート15

今回は、アイレイ島(およびスコットランド)の最終日、キルホーマンです。5年ほど前に創設されたアイレイ島で一番新しい蒸留所、いやスコットランドで最注目の蒸留所と言っていいでしょう。

農道のようなあぜ道に車を走らせます。狭い上に起伏の激しい道を経てお陰で後輪が空転して陸の孤島で立ち往生しそうでしたが何とか到着。小規模とは聞いていましたが、ほとんど農家です。アイレイ1小さいどころか、スコットランド全体でも2番目に小さい蒸留所なんですね。(1番小さいのはエドラダワーで、田園調布の金持ちの家くらいの大きさです。)

エドラダワーは、16年以上前に大手のペルノーリカールに買収されて以来、品質は下降の一途です。キルホーマンは蒸留所には、ビジターセンターとお土産物屋、カフェが併設され、地域の人に貢献しているようです。モルトウイスキーを蒸留する蒸留器本体は3メートル程度しかなく、あっという間に見学終了。

そして次はラフロイグ。こちらはキルホーマンとは天と地でかなりの大きさ。以前よりビジターセンターも改装され、規模も大きくなっていました。 

蒸留所の床に麦芽を撒き、水を撒き、発芽する手前にピートを燃やした熱で発芽を止めます。水を撒いて1日目から3日目までの麦芽の成長過程が見られて面白かったです。ついでにフロワモルティングもしました。

ラストはラガバーリンへ。営業はもう終わっていたので、アポなし無許可で蒸留器とその他の施設を撮影しました(笑)ダメもとで受付のインターフォンを押すと、人が出てきて中に入れてくれました。奥に日本人がいるというのです。
しかも昔一緒に仕事した事のある人のスタッフでした。何年も付き合いの無い人なので今は関係ありませんが、偶然です。

フェリーでグラスゴーに行き、そこから飛行機でフランスに行きます。しばらくスコットランドはいいかな…。(10年前に訪問した時もそうでした。)何せ、モルトウイスキーが美味しくなくなった。特にニューボトルは悲惨です。5月にアイレイ・フェスティバルがあり、限定ボトルが出たりしましてまあまあ美味しいのですが、発売1週間で、10倍の値段で取引されていると言う。商魂逞しい輩が値段を吊り上げているわけです。

18年前からイタリアに行きオールドボトルのモルトウイスキーの買い付けをしていますがその時の業者やコレクターの画像も在りますがブログ上で公開すると、知った人が遅すぎる買い付けに行く輩がいますから止めておきます。

今回の旅の目的は写真を撮るのが重要なんであって その他大勢のバーテンダーとは違うのでスコットランドでモルトウイスキーを買うような間抜けではありません。今回の旅で数少ない購入してもいいと思ったのはラフロイグの21年の樽だしだけでした。 後はマッカランの60年が300万円位かな? それ以外は買うだけ無意味です。
そんなわけで、次のフランスには期待が膨らみますが、果たして―ー。

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2009年4月 9日 (木)

スコットランドとフランス紀行公記 パート14 アイレイ編

アイレイ2日目です。 まず最初はブリクラデッヒです。 近年元ボウモアのマネージャーのジム・マッキーワン氏がボウモアを退職後 閉鎖されたブリクラデッヒを買い取り再開し蒸留所です。

以前はブナハービンと同じくピート香のない癖のない酒質でしたが、再開と共に近年のアイレイブームによりあえてピート香を付けたモルトのリリースを試みたりで拝金主義の臭がぷんぷんします。

あいにく訪問の時期はメンテナンスの時期なので全部は見れませんでしたが,丁寧に案内してくれました。

アイレイの中では規模的には中堅ですが、従業員の数は多く地元住民の為に雇用を多く
したのでしょうか50人以上いるそうです。 あいにくマッキーワン氏は出張の為居ませでした。 しかしアイレイでは雄一瓶詰め工場があります。 殆どのモルトウイスキーの蒸留所は親会社のもつ巨大な瓶詰め工場で瓶詰めするのですが、小さいながらもブリクラデッヒは瓶詰め工場がありそして偶然日本人のスタッフがいました。沖縄から来ているそうですが、バーテンダーだそうです。一昔前ではあり得ません。うーん物好きですね11月のこの時期は広報活動で忙しい時期で海外へモルトウイスキーの売り込みに追われているそうです。

少し ですが、晴れ間が出てきましたので 蒸留所の入り口の写真が上手く撮れました。嬉しかったのがピートの臭いのついた麦芽が入手できました。味見するとなにげに食べれます。麦芽独特のほのかな甘みと共に鼻に抜けるピート香と言うべきスモーク臭がここちよいです。

次はアイレイ島で1番規模の大きいカオイーラです。現地ではコーイーラに近い発音です。

16年前に訪問した時に対応したくれたマネージャーは既に退職してしまいましたのが残念でしたが訪問した金曜日はメンテナンスの時期でもあるので蒸留所全部は見学できませんでした。

ですが既にモルトウイスキーの大手ディアジオの系列になってから樽を熟成する熟成庫に保管しないでスコットランド国内の各地にある親会社のディアジオの保有する巨大熟成庫で熟成させると言う 効率の良い方法に切り替えています。

本来ならメンテナンス中なので見学は不可ですが、特別に許可を貰い見学OKでしたが熟成庫を持たない蒸留所にはあまり興味はないので ポットスティルなどの要所要所撮影して 次の訪問先の5年ほど前に新設されたキルホーマン蒸留所です。

モルトウイスキーブームにより新設された蒸留所ですが、楽しみです。

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