スコットランドとフランス紀行公記 パート15
今回は、アイレイ島(およびスコットランド)の最終日、キルホーマンです。5年ほど前に創設されたアイレイ島で一番新しい蒸留所、いやスコットランドで最注目の蒸留所と言っていいでしょう。
農道のようなあぜ道に車を走らせます。狭い上に起伏の激しい道を経てお陰で後輪が空転して陸の孤島で立ち往生しそうでしたが何とか到着。小規模とは聞いていましたが、ほとんど農家です。アイレイ1小さいどころか、スコットランド全体でも2番目に小さい蒸留所なんですね。(1番小さいのはエドラダワーで、田園調布の金持ちの家くらいの大きさです。)
エドラダワーは、16年以上前に大手のペルノーリカールに買収されて以来、品質は下降の一途です。キルホーマンは蒸留所には、ビジターセンターとお土産物屋、カフェが併設され、地域の人に貢献しているようです。モルトウイスキーを蒸留する蒸留器本体は3メートル程度しかなく、あっという間に見学終了。
そして次はラフロイグ。こちらはキルホーマンとは天と地でかなりの大きさ。以前よりビジターセンターも改装され、規模も大きくなっていました。
蒸留所の床に麦芽を撒き、水を撒き、発芽する手前にピートを燃やした熱で発芽を止めます。水を撒いて1日目から3日目までの麦芽の成長過程が見られて面白かったです。ついでにフロワモルティングもしました。
ラストはラガバーリンへ。営業はもう終わっていたので、アポなし無許可で蒸留器とその他の施設を撮影しました(笑)ダメもとで受付のインターフォンを押すと、人が出てきて中に入れてくれました。奥に日本人がいるというのです。
しかも昔一緒に仕事した事のある人のスタッフでした。何年も付き合いの無い人なので今は関係ありませんが、偶然です。
フェリーでグラスゴーに行き、そこから飛行機でフランスに行きます。しばらくスコットランドはいいかな…。(10年前に訪問した時もそうでした。)何せ、モルトウイスキーが美味しくなくなった。特にニューボトルは悲惨です。5月にアイレイ・フェスティバルがあり、限定ボトルが出たりしましてまあまあ美味しいのですが、発売1週間で、10倍の値段で取引されていると言う。商魂逞しい輩が値段を吊り上げているわけです。
18年前からイタリアに行きオールドボトルのモルトウイスキーの買い付けをしていますがその時の業者やコレクターの画像も在りますがブログ上で公開すると、知った人が遅すぎる買い付けに行く輩がいますから止めておきます。
今回の旅の目的は写真を撮るのが重要なんであって その他大勢のバーテンダーとは違うのでスコットランドでモルトウイスキーを買うような間抜けではありません。今回の旅で数少ない購入してもいいと思ったのはラフロイグの21年の樽だしだけでした。 後はマッカランの60年が300万円位かな? それ以外は買うだけ無意味です。
そんなわけで、次のフランスには期待が膨らみますが、果たして―ー。
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