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2009年6月10日 (水)

スコットランドとフランス紀行公記 パート20

コニャック市訪問の3日目は、シャートーヌフという人口3000人ほどの小さい町。ボルドーのシャトー・ポンテカネのオーナー、アルフレッド・テセロン氏の所持するコニャックの名門、テセロン社を訪問しました。コニャック業界一の古酒の保有数を誇る作り手で、今回で三度目です。
現在テセロン氏はポンテカネの経営に専念しており、テセロン社の経営はすべて支社長?のコンコルベ氏と、マスターブレンダーであるマシェーラー氏に一任しています。去年日本でも会っており、いい関係です。
製造工程を見学して、1800年代の古酒が眠るカーブへ。かなり大きいカーブが3つありまして40リットルほどのボンボンヌというガラスの容器が5000個もありました。その多くは1800年代の古酒。今回は、その中でも稀少な1830年蒸留のファンボアのテセロンを試飲させてもらうことになりました。ファンボアはコニャックの法定地域内の畑のことです。グランドシャンパーニュの1800年代物は結構見てきましたが、同じ年代のファンボアは見たことがありません。
ご丁寧にマシェーラー氏が開封してくれて、先に試飲を譲ると、彼は一口飲むなりブーと吐いてしまった。「えっ、まずいの?」と聞くと、「コルクが古過ぎてボロボロになり、そのカスが口に入ってしまったんだ」と言う。一同爆笑です。肝心のファンボアですが、アプリコットやピーチの香りと、森林浴をしているような木の香りが鼻孔をくすぐります。口に入れると、口中のコニャックが宇宙遊泳の如くふわふわして、そのブーケが永遠であるかのよう。「1本ならいいだろう」というわけで、即購入。かなり高価でしたが、日本なら50万円はすることを考えると、悪くない買い物でした。
「次はノルマンディーのデュポンという小さな作り手の所に行くんだ」とコンコルベ氏に告げると、彼にその場でデュポンに電話をしたうえで、「良い作り手だ。当社みたく小さい会社で高品質のカルヴァドス作りをしている」とお墨付きを与えてくれました。

それ以外にも酒の話ですがコンコルベ氏は、「 カルヴァドス以外にどこか行ったか?アルマニャックは?」 「 私は過去に2回しか訪問していないが良い作り手も沢山ある。 」と言うと彼は、「 下手なフランス人よりも、菊地に聞いた方が早いな(笑)」と話が盛り上がってきたので、一緒にランチを取ることとなりました。 さて楽しみです。

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