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2009年8月11日 (火)

スコットランドとフランス紀行公記 パート27

さて久しぶりと言うか今回の旅行で数少ないレストランシーンです。場所はノルマンディーの第二の都市ルーアンです。宿泊しているポンレベックのホテルから車で1時間ほどの距離ですが、日本の感覚での1時間ではありません。フランスもそうですが海外は飛ばしますから高速で170キロ一般道でも100キロのスピードですから日本だと1時間半以上掛かるでしょう。ルーアンの町中にあるミシュランの2つ星の「 レストラン ジル 」に向かいます。青山のレストラン「 ラ・ブランシュ 」のシェフの田代さんに何年か前に「 ノルマンディーに行くなら僕の友達のレストランジルに行ってみたら?いいと思うよ。」と薦められました。そして去年か一昨年の料理王国に特集でジルで掲載していまして連れが、「 行きたい 」と言うので今回行く事になりました。事前に予約していましたが、遅れるとマナー違反ですので予定より少し早めにホテルをたちましたが、ルーアンはかなりの人手で道も混んでいました。ですが最新鋭のポータブルナビのお陰で無事に着きました。川から近くロケ-ジョンもいいです。中に入ると広めのレセプションがあり予約した時間と名前を告げると丁寧に案内してくれました。店内ですが、席数だと60席ほどでしょうかゆったりと作ってあります。来店時にラブランシュの田代さんの紹介と告げるとマダムが自ら料理の説明をしてくれました。綺麗な英語でしてとっても聞きやすかったです。スペシャリテの鳩の料理はどうしても食べたかったのでコースの中に入れて貰いました。

最新フレンチですからどうなのか? 

アミューズは陶器をスプーン状にして一口サイズにした多分カマンベールタイプのチーズにパプリカをまぶしたものとバジルソースに生ハムを浸した物です。まずまずです。

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一品目はクリームソースの上にトウモロコシのスープを上にして2層にしたスープです。上には揚げたバジルが飾って在りますがほんのりとしたトウモロコシのスープの上のバジルがアクセント印象的です。

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2品目は帆立のマリネの下にビーツのピクルスをスライスして上に帆立を乗せ人参・セロリなどの野菜の細切りを乗せた逸品ですが、ソースはオランジェーソースです。

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3品目はブルターニュ産のオマールをソテーして多分ですがブールブランの様なソースを泡状にして黒米を掛けてあります。 オマールがしこしこしていて鮮度がいいのが分かりますし甘みもかなりあります。

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4品目は鮃を弱火でゆっくり火を通し上にはエリンギとシブレット下にはパイ生地の様な感触のシートですが、ソースはグリーンピースのソースです。以外にさっぱりしていて火の通し加減も良かったです。

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5品目はいよいよメインの鳩のサルミソースです。低温でじっくり火を通した鳩にササミにあたる部分をレアレアに火を通し生に見えますが、見事にロゼピンクに火を通しています。ソースはサルミソースですから鳩の内臓をミンチ状にして多分フォン・ド・ジビエを混ぜ裏ごしして大量の赤ワインで伸ばしていると思います。 血の香りと鳩の野生に肉が見事にマッチしていて あわせてオーダーしたエルミタージュのワインと素晴らしい相性でした。

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6品目はアバンデセールですが、マスカルポーネチーズの様なムースの上にホイップした生クリームをのせたのですが以外とさっぱりしていて好印象です。

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7品目のデセールですが、液体状のチョコレートとカカオパウダーを軽くかけて焼き菓子を3種類のせてあるのですが、焼き菓子でソース掬いながら食べるのですが 思った程くどい甘さはないので もう1品デセールが欲しくなります。

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8品目は画像をみて分かると思うますが、抹茶のミルフィューユです。えっ抹茶と思う方も多いと思いますが、フランスやヨーロッパ各地では日本食が数年前からブームで日本の食材を使用する店は沢山あります。これに関してはノーコメントです。

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ハーブティーとプチフールで最後です。以外と驚いたのがシルバー類が当店と同じクリストフルのアリア等を使用していたのが嬉しく思いました。当店はミシュラン2つ星と同じシルバーを使用しているのです。 ふー自己満足ですが・・・

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食べ終わり明日もありますので席を立つとシェフが来てくれました。殆ど英語は喋れないらしくマダムが通訳してくれました。来年の3月に来日予定だそうで 機会が在れば会いましょうといい店を後にしました。うーん今と言うか何年も前から最新フレンチは日本の懐石の流れの様にスモールポーションの多皿料理です。 僕は大食いなので余り好きなスタイルではありません。ですが、初渡仏した19年前にはパリではベトナム料理をアレンジしたフランス料理が流行っていました。今はその面影はありません。次ぎは何が来るのでしょう。 少なくても言えるのは日本で食べるフランス料理は世界的にみてフランス以外の国では日本は最高レベルと言えます。ですがフランスで食べるフランス料理は大好きです。明日もありますのでルーアンの街で遊ばずにまっすぐポンレベックに戻ります。

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