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2009年10月30日 (金)

奇跡の林檎 木村さんの林檎!登場

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今年もいよいよ林檎に時期になりました。僕は毎年この季節が楽しみです。林檎と言え全国にありますが、完全無農薬は木村さんの林檎だけです。それまで林檎は非常にデリケートな果物なので無農薬は絶対不可能だとされていたのですが、血のにじむ様な努力の結果成功したのです。去年僕のブログにも掲載されています。 当店は以前は低農薬の林檎を使用していましたが、8年ほど前から使用しています。 ただし台風や害虫の諸事情で沢山とれない場合もあり毎年の台風で勿論他の作り手の方もそうですが、どきどきしながらテレビの台風情報を見ています。

今年もいよいよの林檎の時期に注文しましたが、待てど待てど来ない? おかしいとおもっていたらようやく届くしかも4ケース注文したのに1ケースです。!おかしいなと箱を開けるとご丁寧な手紙が同封されていまして 今年はあかね(林檎の種類の名前)に害虫が発生してしまいかなりの被害を被ったそうです。残念です。 その他に後ほど出回る品種はどうかなと思うのですが聞いても返事は、相当後ですし木村さんは今は地方公演や農業指導で全国を飛び回っているので多忙なのです。

毎年この木村さんの林檎でカクテルを作って居ます。多分木村さんご一家は当店がバーとは今だに知り得てないと思います。 この林檎をジュースにしてカルヴァドスで割ってみたりシャンパンで割ったりで出来るだけ素材の持ち味を大事にしたカクテルしか出しません。

日本全国広しとも木村さんの無農薬林檎を使用しているバーは他に在るのでしょうか?あったら教えて下さい。 今は新規注文は3年待ち! だそうです。

先日常連のお客様が 

「 へー 林檎があるんだ でも最近テレビで見たんだけど 前にもNHKのプロフェッショナルにも出てたけど青森県の弘前市の木村さんの林檎は凄いよね。」 すかさず

「 あのー この林檎が木村さんの林檎ですけど・・・」

「 えっ! えっ! 木村さんの林檎なの 凄いどうしてここにあるの えー 信じられない。」 多分60才近いかたですが、大人げなく驚いていました。 するとその方は

「 へー 偉いね。 木村さんの林檎を使用しているとは凄い。・・・ 菊地さん偉いね。」

「 いや! いや! 僕では在りませんよ、木村さんがいやー正確には林檎が偉いのだけどね。」

さー これからが楽しみですね。

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藤稔のジュレ 有機栽培ソービニオンブランで

皆さんは 「 藤稔 」という葡萄はご存じですか?

知っていたらかなりの葡萄好きですね。 なんでも神奈川県の藤沢市の人が開発した日本では1番大粒な黒葡萄です。 当店はいつも毎年山梨の韮山市の岡田ぶどう園低農薬の葡萄を送ってもらいのですが、藤稔は栽培が難しく作付面積も少ないので毎年2回程注文するとお終いなのですが今年は異常気象なので藤稔だけが早く9月上旬に入荷したのですが、今年は3回届きました。既に葡萄は終わる時期ですが、毎年作っているお通しで好評です。

まず藤稔の皮を剥きます。 大きいでしょう。皆さんこの大きさをみて驚くのですが以前、いつも岡田さんに注文するときに 

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「 出来るだけ大きめの実の葡萄が欲しい。」と頼んでいたのですが、4年ほど前に 

「 どうして大きめの葡萄が欲しいのですか?」と聞くので

カクテルに使う場合が多いの皮を剥く手間を考えると大きい方が手間が掛からないのです。」

と答えると、年間どれくらい葡萄が必要かと聞くので過去のデータを見て年間これくらいと言うと、

「 じゃあ 今年は無理ですが来年からオーディンさんだけ大きめの実の葡萄を送りますよ。」と言うので

「 えっ 大きくできるの? どうして?」と聞くと

「 なーに簡単ですよ間引きを多めにしてやれば葡萄の実に栄養が多く行きますから大きくなるのですよ。!ただしその分だけ取れる量が減りますから値段は高くなりますけど・・」

「 いいですよ。 喜んで その分味も濃厚になりますよね。?」

「 勿論濃厚になります。」

そして今年もその時期になったのです。皮を剥くと当店御用達の料理用白ワインです。勿論有機栽培ワインです。火を通しアルコールを飛ばすと砂糖・ライムジュースを入れて味を整え ゼラチンを入れます。ジュレ型に藤稔を1つ入れて粗熱が取れたら冷蔵庫に一晩いれて完成です。ジュレと共に食べるとまるで

「 うっぷ! 口の中で葡萄が溺れる! ほとばしる! ううー 」となります。

又来年が楽しみです。岡田さんいつも美味しい葡萄ありがとうございます。

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2009年10月26日 (月)

ダグラスレイン ポートエレン試飲会無事終了

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PCのメンテナンスの為に、遅くなりましたが、先日のダグラスレインのセミナーが無事終了しました。

あいにく連休明けもありまして満席ではありませんが、前代未聞のポートエレン8種類ティスティングというテーマの試飲にはみなさん真剣な眼差しで試飲していました。

まずはポートエレンですが、今回はアイテムが15種類の180ccのサンプルボトルがありまして今回は17名様集まりましたが、一人様1アイテムが15ccとしても全員のお客様に行き渡らないので今回のみですが、テーブル席とカウンター席を2つに分け試飲になります。

そしてダグラスレイン社のポートエレンの1983年蒸留の24年熟成ですが、こちらだけ加水していますがノーマルボトルの為700ccですから全員のお客様に行き渡ります。 

というわけでして お一人様8種類のポートエレンと言う前代未聞の試飲会になりました。

今回は8種類ものポートエレンがあるので手が回らず。料理はワンプレートで簡単にすませました。それでもかなり良いのもだと思います。某出版社の変態編集者の方がに「 グリッシーニの様な乾き物が合った方が良い。」 リクエストがありましたので 当店でも作ろうとして若干二十歳の入店2週間の井田君は、イタリアンレストランの老舗 自由が丘の「 ○ャ○○ィ 」のキッチンにいたので作れいうと、「 作った経験がないので勘弁して下さい。!」と泣きつくので仕方無く中目黒の変態イタリアンのイカロの宮本シェフに頼みセカンドの子に作ってもらいました。この場を借りてお礼を言います。ありがとうございます。助かりました。かなり好評で1本も残らずに皆さん食べてました。

そしてオーガニックチェダーチーズを当店でスモークしました。岩手産の帆立の自家製スモークと殻付きのアーモンドも当店でスモークして最後に有機栽培チョコを湯煎して溶かし今回の1983年蒸留のポートエレンをたっぷり入れた生チョコです。 かなり酒飲みの喜ぶフードメニューです。 今回は特に酒好きな人しかいない試飲会ですからかなりフードは好評でした。

さてテイスティングのコメントです。

まず今回のコメントは、私個人の意見が全てでは無く私が勤める青山のワインスクールアカデミーデュヴァンの生徒の中野さんのコメントを参考に私がアレンジして居ます。

カウンターで飲んだのでロットナンバーが3638番から3644番までになります。

ポートエレン プロバランス 1983年 23年 

色 

薄い金色 熟した麦の穂

香り

剥いた林檎の様な香り軽いフレーバー 白ワインのモンラッシェの様な風味 ピート香が抑えめ

口当たりは軽め 甘い麦芽の様な味わい 後味はかなりボディブローの様に芯がある。

ポートエレン 28years old Lot No 3638

薄い黄金色

香り 

梨の様な水分の多いフルーツの香り  夜間飛行の様な香水の香り 

香りと違いボディはしっかりしていて口の中で軽く縄跳びをしている。以外としっかりしたボディでいて全身が温まる。

ポートエレン 25years old Lot No 3639

透き通る琥珀色でいて濃いブラウン

香り

シェリー樽の香り独特の樽香がしっかり感じる。樽だしの為アルコールの高さが感じる

ぴりぴりして舌触り口の中で眠気覚ましのミント系のガムを噛んだ如くスーと広がる。後味は以外とドライ

ポートエレン 25years old Lot No 3640

色 

薄い琥珀色 どちらかと言うとクリアーな色

香り

ひまわりの様な香り 朝顔もある フラワーフレーバー 

スパイシ-でいてまろやか後味が長くドライ 生チョコと合わせると見事に調和する。

ポートエレン 25years old Lot No 3641

かなり薄い。澄んだ黄色

香り

甘く藁葺き屋根の農家の軒下の様な湿った香りと共にマカロンやフルーツジュレの様なカラフルな洋菓子の香り

スイートでいてコケティシュな味わいでいて おしゃべり好きなおませな妹の様なチャーミングな所がある。アイレイ独特の風味は大人しい。後味もライト

ポートエレン Lot No 25years old 3642

かなり薄い黄金色 

香り

まったりとした香り 奥深さが感じる奥の方からアイレイらしい香りが引き潮の如く段々香りが弱まる

今回のポートエレンで1番個性的な味わいでシャープな切れ味はポートエレンらしくピート香とのバランスがほどよく スモーキーなフードとあい殻付きのアーモンドはウヰスキーの個性的な強さをうまく包み込んでいる。

ポートエレン 24years old Lot No 3643

薄い黄金色 透明感のあまりない麦の穂

香り

フルーツ?甘酸っぱい梅酒?プラムの様な香り

濃縮した甘酸っぱさ情熱的地中海やプロバンスの太陽の様に後味が甘い

ポートエレン 24Years old Lot No 3644

かなり薄い色で透明ではないがセロハンテープの色に近い

香り

お香やお寺の香り清涼感はあり 収穫して暫くした米の藁の様

オイリーな味わい 口全体に広がるが後味はパワフルでいて津波の様

長くなりましたがテイスティングコメントです。

 

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2009年10月 3日 (土)

15周年記念特別企画パート3 ポートエレン垂直テイスティング8種類!

お客様各位

BAR ODIN 開店15周年特別企画パート3

1013日(火)に再び15周年記念企画を開催します。

今回のテーマは既に幻のアイレイモルトになりつつあるポートエレンです。

ジャパンインポートシステム社様の田中克彦社長の好意で特別にダグラスレイン社から送られた、24年から28年の樽出しのポートエレンが8種類をテイスティングする企画です。

8種類ものポートエレンを飲める機会も余りないと思いますし非常に良い体験になると思います。

〈ポートエレンのプロフィール〉

1825年設立

アイレイ島の歴史は平坦では無く、1929年から1966年まで操業が一時停止され、その後一旦再開されます。しかし、1983年5月31日に再び閉鎖され、蒸留器も撤去されてしまいます。今後、再開の見込みは無いと言うことです。しかし、製麦部門だけはその間も拡張され、現在は同系列のカリラとラガバーリンをはじめ、その他の蒸留所にも麦芽の供給しています。歴史的にも大変重要な蒸留所で、1980年にはエリザベス女王も見学に訪れています。

ボトラーズでの販売はあっても、蒸留所詰めでは殆ど販売されておらず、極少数が過去に販売されているだけです。しかし、ドライでピーティ、刺す様な刺激的な独特の風味があり、世界中に熱烈なファンが多いのです。

現在ストックが少量となり、幻のモルトウイスキーになりつつあります。市場に出回っているポートエレンは、現在最低でも20,000円を超えており、プレミアムの限定販売のポートエレンは、天井知らずの金額になりつつあるレアな蒸留所であります。

今回は、ダグラスレイン社のラング社長を当店にお招きし、ブレンデッド・ウイスキーの製造方法などもお話しいただきます。熟成年数の異なる樽出しのポートエレンを8種類テイスティングしながらの、貴重な試飲会となります。

このような機会は今後無いと思われますので、ぜひご参加下さい。

お土産にはダグラス・ラングのアイレイモルト「カオリーラの12年(陶器製)」が1本付きます。


〈詳細〉

開催日:10月13日(火) 

会場:BAR ODIN 恵比寿店 

時間:午後7時~9時迄

参加費用:15,000円税込み 現金のみのお会計になります。

ダグラス・ラングのカオリーラ(陶器製)お土産付き

参加人数:先着22名様限定

連絡先:BAR ODIN 恵比寿店 03-3445-7527

E-mailqza04174@nifty.com

申し訳ありませんが、当日キャンセルの方は全額負担とさせて頂きます

スペシャルゲスト ダグラスレイン社 社長フレッド・レイン社

司会進行 BAR ODIN オーナーバーテンダー 菊地貴彦       
ジャパンインポートシステム社 代表取締役社長 田中克彦氏 通訳 高木祥子氏

協力 ジャパンインポートシステム社

〈注意事項〉

試飲中は完全禁煙ですのでご理解下さい。

定刻通り開始致しますので、出来るだけ遅刻の無い用にお願いします。

今回はおつまみとして、簡単な乾き物をお出しいたしますが、空腹な方は事前にお食事を済ませてご来店下さい。

先着順の為、満席の場合は前回同様キャンセル待ちをご用意します。

皆様方のご参加を心よりお待ちしています

ボトラーのダグラス・ラング(ダグラスレインとも)社は、1950年に創業。

1886年に発売されグラスゴー、ロンドンの上流階級で人気のあったブレンデッド・スコッチ「キング・オブ・スコッツ」の販売権を獲得。

以来スコッチ.ウイスキーのブレンドと輸出を手がける。

世界各地のマーケットに応じてブレンデッド・ウイスキーを開発する。

従来のウイスキー業者に見られないフレキシブルな経営姿勢は各国のエージェントから高く評価されている。

主なブランドはハウス・オブ・ピアーズ、グレンドラムの他、タバコのJPS社に同名のスペシャル・ブレンド・スコッチを子会社で生産。

1990年、女王輸出貢献賞を受賞

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ゴードン&マックファイルの全貌!

   無事にゴードン&マックファイルのセミナーが終了しました。

ポールジローでもそうですが狭い店で満席であり皆様方にはご迷惑をお掛けしてすいませんでした。 この場で感謝とお詫びを致します。

さて今回のセミナーはエルギンのゴードン&マックファイルの輸出部長のハンコック氏を招待して開催しました。

ハンコック氏は11年前に私がマックファイル社を訪問時に会った事があります。 見学終了後にハンコック氏のオフィスで 「 次ぎは何処に行く?」 と聞かれ

「 イタリーのなじみの業者に行く。」と告げました。

お礼を言いお別れをした後にスコットランドの蒸留所を周り ミラノのジョルジオ(イタリーでも屈指のコレクター件バーのオーナー)の所に行くとジョルジオが、

「 今俺の店にマックファイルの息子達が来ているよ!」と言うので行ってみると

なんとハンコック氏とマックファイルの社長イアン氏がいて驚きました。 勿論向こうも目の玉が飛び出ていました。 偶然です。 こんなのてあるの?と自分に言い聞かせたのを思い出します。

そんな訳でハンコック氏とは不思議な縁があるのです。今回ジャパンインポートシステム社の田中社長からお誘いが会った時は嬉しく思いました。

ゴードン&マックファイルの試飲会のテイスティングコメントは今回は避けます。 何せかなり長くなるのは確実ですから・・・

さて時間通り皆様が集まり満席の状態で無事7時に開始しました。 今回はフードの製作模様を解説します。

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前菜は岩手産の牡蠣です。新鮮か牡蠣を軽く15秒ほど蒸籠で蒸してからシークワサーとボウモアの樽だしをスプレーで霧状にして掛けます。 ほんのりと暖かい牡蠣と共にシークワサーの酸味とアイレイの磯の風味が何とも心地よい組み合わせです。

次ぎは鰹です。銚子沖の鮮度抜群の戻り鰹を炭で火を通しながら炭の上にピートを掛けるのですが、これが熱い!お陰で手をやけどして後が大変でした。ピートは東のグレンドロナッハ 西のオーバン 北のクリネリッシュ 南のグレンタレットを大根おろしで削り粉末状にした物を炭の上に掛けてピートの煙の香りを付けるのですが、タイミングの難しさと炭の熱さで四苦八苦です。  そして自家製のポン酢(これも手間!)にゼラチンを入れジュレ状にしたもので味付けです。鰹の脂は適度に乗っていてピートの香りがモルトウイスキーと絶妙のタッグマッチです。

そして殻付きの香ばしいアーモンドをタリスカーのピートの香りを付けたものと、カラメルでコーティングしたアーモンドを最後に当店にある有機栽培チョコを溶かしてをコーティングしました。 アーモンドの香ばしさと甘さと共に最適なつまみです。

最後は自家製のパウンドケーキですが、モルトウイスキーをたっぷりしみ込ませたパウンドケーキです。  口の中に入れるとふぁっと甘いパウンドケーキとモルトウイスキーのアルコールが何とも言えません。

ゴードン&マックファイルのモルトもそうですが、フードも好評でした。

お客様の意見ですが、かなりマニアックな方で 他店の色々なセミナーや試飲会に参加しているかたが、「 今までの試飲会で1番面白かったです。!」とお褒めの言葉を頂き光栄です。

最後に協力していただいたジャパンインポートシステム社の田中社長と通訳の高木さんそそして遠くはスコットランドから来て頂いたハンコック氏に深く感謝致します。

お疲れ様でした。!

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