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2009年11月 6日 (金)

スコットランド フランス 紀行公記 パート30 最終回

しばらく休んでいました。 紀行公記ですが、久しぶりに復活です。 とは言いましても最終回です。ノルマンディーを後にパリに向かいますが、車ですと3時間ほどでパリに着きました。レンタカーを返却してからパリの街中に繰り出すのですが、月曜日の朝に発ちまして午後に用事を済ましてから夜は知り合いの最近テレビで出ていますが、美食の王様の来栖けい(通称けいちゃん)に教わったパリのアカベに行きます。 けいちゃん曰わく「 来年のミシュランは確実に星1つは取れるレストランです。」と言うので楽しみですが、昼のランチはどうしようと思っていたのですが、人気店はランチでも予約しないと満席ですから悩みましたが、銀座の鮨屋の 「 青木 」の青木さんの弟さんの経営するレストランに行く事にしました。以前青木さん夫婦と青木さんの弟さんのマコトさんが銀座店に来て頂きマニアなワインを飲んで頂いた事がありましたので顔なじみでもあります。 お兄さんの青木さんの銀座店には時たま行っていましたが去年かな?西麻布に出店して土曜日のランチは青木さんが居るのでお邪魔した事もあります。そして前に青木さん主催のバーベキュー大会で何人か鮨職人と知り合いになりましたが、その中に何人かが当時数寄屋橋次郎にいたはるちゃんやかちどき橋の佐々木の佐々木君と青山のすし泉の小泉くんと知り合ったのですが、それから一緒にまたぎに行ってみてはその他に一緒に食べ歩きする様になりすっかり仲良くなったのでした。 さてオペラからタクシーで10分ほどの場所に青木さんの店の 「 マコト・アオキ 」は在ります。ぎゅう詰めで20人も入らないと思いますが、ランチはかなり繁盛していてびっくりです。僕たちが入る前に2人組が退店したのでタイミング良く入店出来たのでラッキーです。あいにく店内の写真は在りませんが料理の写真はしっかり撮りました。

前菜とメインに2品でして別料金でデザートがあります。この後にモワイエ社の社長のピエールデュバリーと会うので時間がなく前菜とメインのみになりましたが、充分満足です。

さて前菜ですが、なんとお兄さんが鮨屋だからか酢締めした鰯がありましてその下にビネガーでマリネしたクスクスがあるのですが、一応パプリカやその他に野菜が細かく入っています。 クスクスと野菜が無かったら完璧に鮨の延長ですが、フランス滞在中は殆ど肉ばかりだったので充分満足でしたが、仕事柄ワインを合わせるにならシャルドネよりリースニングかシナンブランだと思うのですが・・・

Photo_3   

さてメインですが、久しぶりのジビエですが、フランスは大衆店はジビエの時期でも殆ど置いて無く一部の高級店しかジビエはありません。はっきり言って東京の方が遙かにジビエはありますね。東京のごく普通のビストロでもジビエの時期は鹿や猪くらいはありませんから・・・前置きは長くなりましたが、メインは小鳩のサルミソースです。もう1品は鹿のローストでジビエは火入れが難しく下手に火を通すとジビエ独特の香りも消えてしまい固くて食べれない場合もありますが流石にマコトさん素晴らしいロゼピンクに火は通っていまして感心しました。 

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そしてもう1品の小鳩のサルミソースですが、サルミとは内臓のソースの事ですが、これも状態の悪い物だと臭みだけが酷く食べれたものではないのですが、丁寧に仕事がしてあり小鳩の旨みだけ全面に出ていて素晴らしいの一言でした。

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ある意味今回の旅行で1番フランスぽい味でした。日本人が作って居るのにですが・・・・(笑)名残惜しいのですが、キッチンにいた、まことさんに挨拶をして店を出ました。又渡仏時に行きたい店でもあります。 

さてその後の用事を済ませると夜はアカベですが、人気店ですと1ヶ月以上前に予約していないと予約出来ないと思うのですが、未だブレイクする前なのと開店して間もないのでしょう前日で予約が取れましたのでラッキーでした。

さて電話で駅からの行き方を教わったのですが、何せフランス語は私は喋れなく英語で応対したスタッフはあまり英語が、得意では無いので突然待ってくれと言うと日本人のスタッフに変わりました。キッチンのスタッフだと言うのですが、後ほど話しましたが、何と恵比寿にあるモナリザに居たと言うのです。私も2度ほど行きました。

店内の画像を見せられないのが残念ですが、絢爛豪華とは言えませんが、落ち着いた内装です。しかし驚きであるのはグラスはリーデルのソムリエシリーズが揃っていてカトラリーもそこそこの銀製品を使っていました。残念ながら陶器はごくごく普通です。ミシュランの2つ星た3つ星クラスの店でも無いのに開店して間もない店とは思えません。因みに私の店ではワインはリーデルのソムリエシリーズとロブマイヤーのバレリーナシリーズです。カトラリーは全てクリストフルです。陶器はウエッジウッドとローゼンタール等で見せかけだけは星付きレストラン並です。(笑)

さて本題に入ります。案内してくれた支配人がオーナーな訳ですが、名前はローラン・ラベールで彼は今は亡き恵比寿のタイユバンロブションで勤務してその後大阪のホテルにもいたらしいです。今でも珍しいオーナーシェフではなくサービスマンがオーナーの店です。シェフはラトリエロブションやアルページュに居たと聞きました。名前はベルトラン・グレボで料理経験6年ほどシェフになったのですから凄いのかな?オーナーのローラン・ラベール氏は少々日本語が喋れます。店内に入った瞬間日本人のカップルが居ました。何か料理の話をしていたので気になっていたのですが、今年のミシュランで初めてパリ市内で鉄板焼きで1つ星を貰った店のご主人だそうです。鉄板焼きはしゃぶしゃぶやすき焼き並に嫌いな料理なので今後縁がないと思うので私に関係無い店です。さて料理ですが、面倒なのでお任せのコースにしました。内容を聞くとサプライズのお楽しみだそうなの楽しみでもあります。

最初に出たのがうーんと唸りたくなりましたが、画像ではゴーダ-チーズとロックフォール等のブルーチーズにに見えますが、無塩バターと香草入りのバターです。これもサプライズと言いたくなります。

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そしてパンですが、以前タイユバンロブションで食べた表面堅めのパンと同じでした。

さて1品目ですが、ジャガイモのムースに泡状のコンソメの様なスープがありましていわいるビシソワーススープの変形版です。

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そして2品目がサーモンのカルパッチョです。上に乗っている香草が印象的でした。

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3品目がフォアグラのソテーですが、横にあるのが林檎のペースト状にした物ですが、フォアグラと食べるとかなり相性は良いです。

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あっ ワインは久しぶりにメインが鹿と子鳩なのでローヌのワインにしました。銘柄は忘れました。プロ失格です。(笑)

4品目は海老のラビオリの様な感じですが、海老をラビオリの生地で巻き料理したものですが、食べると海老の肉汁が口の中に広がります。まー海老餃子を繊細にした物ですね。

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さて5品目ですが、白身魚多分鱈だと思います。おそらく下のソースはブールブランで上の泡状の物が檸檬の泡です。かなりの相性ですがまー正直言うとレモン汁の泡状です。 

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ですがここまでですが、量が少ない! 食いしんぼの僕にはきつい! 6品目のはメインなのでカンテッサンスの様にメインは大きいのかと思っていたのですが、これも少ない。! 味的には薄味でもなく濃い味でもない繊細なソースでファンドジビエを使用しているので思った程濃厚なソースでした。鶉と鴨ですが火の通し加減はかなり上手いです。きれーなロゼピンクであり芯がほんのりと暖かいのです。

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その次ぎはチーズですが、ワインが未だ残っていたので4品ほど注文しました。ほどよい熟成加減でした。

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そしてデザートですが、1つはフランボワーズのソルベに下がベリー系のソースです。もう1つは栗のペーストをチューブ状にして上にパイ生地の様な薄い生地が乗っています。そしてバニラのアイスかな?と思ったらオーナーのローラン・ラベール氏が「 ほうじゃアイス ほうじゃアイス!」と言うので一口食べるとほろ苦い懐かしい苦さが あっ ほうじ茶です。フランス人には発音が難しいのでしょう。ここでも和の素材があるのですが、驚きました。Photo_20 Photo_21 Photo_22 Photo_23

最後にお茶を飲みました。 ローアンのジルと同じ南部鉄お急須です。

満足と言いたいのですが、量が少ない。腹6分目以下という感じでして 不味いとは思いませんが今風のフレンチレストランの流れの多皿料理なのでしょうが僕にはあまり良い印象はありません。 ですがアカベは開店1年以下で翌年のミシュランで1つ星になりました。

時代の流れですかね。

長くなりましたが、これで2008年11月に渡英と渡仏の紀行記を終わりにしたいと思います。お付き合いありがとうございます。

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