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2009年12月25日 (金)

コスデストゥネル垂直試飲会の結果!

12月16日木曜日に開催されたコスデストゥネルの試飲会のコメントです。

10名様予定が8名様でしたが、その分試飲の量が増えるのなら勿論参加費用が上がっても構わないので是非開催して欲しいと言う意見がありまして開催しました。

結果的には思った程澱が多かったので、「 これ位の人数の方が飲む量が多いので充分堪能出来るので参加して良かった。」という意見がありまして、皆さん節度ある良い方なので良いお客様に恵まれて嬉しく思います。この場でお礼を申し上げます。

「 ありがとうございます。!」

さて1番の悩みが全部飲んでも居ないのに順番を決める事です。

これが最高に悩むのですが、今回は1976年 1971年 1955年 1966年 1947年という順番にしました。

1976年は全体的には素晴らしい年では在りません。素晴らしいのはラフィットとオーゾンヌと言われていますが、私はラフィットしか飲んでいません。 オーゾンヌが1番評価が高いらしいのですが飲んでいないのは残念です。 

コスデストゥネル 1976年

Dsc00412

色 

鮮やかな透明感のある クリアーなやや淡い赤  

香り 

ナッツの様なフレーバー どちらと言うとカシューナッツの様なオイリーな風味 車のシート 黒胡椒 お寺の境内の木の香り どことなくスパイスを感じる マダガスカル産の潰したバニラビーンズ ショコラの香り

味 

30年以上経ているとは思えない風味のしっかりした味わいこっくりとしている。まるでブランドノワールのシャンパーニュの様な味わい 余韻は長めで 少々甘く感じる。

1971年は、隠れたビンテージです。1970年は余りにもいい年の為に隠れてしまっているが作り手によっては素晴らしい物もあります。ラトゥールの1971年は1970年の半分以下で飲めます。しかも今でもボディはしっかりしている。

コスデストゥネル 1971年

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71年と比べると少々濃い目エッジが少々朱色

香り

複雑だがパプリカの香りが感じる。酸味を感じるが時間と共に煮詰めたジャム プルーンの乾燥した香り 少々皮の香り動物ではなく夏場の日焼けした後に皮を剥がす時の香りに似ている。

76年よりも濃縮感はあるが想像通り酸味が強い ボーキサイト・南部鉄の錆びた酸味だが時間と共に変化していく余韻は長めだが後味が孫悟空のきんとうんの様にふわふわしている。タンニンもしっかり残っているが、喉越しはブリースのごとく心地よい

1955年はいい年です。50年代は1953年と1959年が有名ですが、CPを考えると1955年は秀悦で物によってはディキャンダージュして3時間以上経たないと開かないと、思えるワインもある。

コスデストゥネル 1955年

Dsc00410

色 

淡いローズレッド 国賓を迎える時の赤い絨毯に通じる物もある

香り 

かなり複雑で奇妙な香り ラズベリーやフランボワーズの様な酸味が感じられる。樽や材木問屋の様な木の香り東急ハンズの木材売り場の様な新しい木の香りはしない。

タンニンと酸がしっかりしていて1976年と1971年のいいとこ取りに様なワインで、バランス的には素晴らしい。香りと違い思った程タンニンが舌を這う。一瞬熟成したキムチの酸を感じたが余韻は長くきれが良いが以外とフルボディのコスであり繊細な後味

1966年は私の誕生年であり過去にも飲んだ経験はある。全体的にいい年でもあるが1961年の様な最高に年ではないが、どうしても自分の誕生年だと思い入れがあります。

コスデストゥネル 1966年

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綺麗な赤全体的に少し秋のイチョウの葉の様な色

香り

黒スグリ・山葡萄・信州産のブルーベリーの様な香りでいてなめし革の香りが立つミネラル感もあり良く発酵しかった沢庵や白菜の漬け物の風味 マッシュルームの湿った余韻の長く感じる。エルミタージュ系の香りに似ているジビエ好きが好みそうな風味がある。

酸味と渋みが強いが時間と共に柔らかくなり典型的なボルドーのフルボディが感じられる。のど越しは濃くミネラル感はあるが大きめの砂利の飲み込んだ如く食道をのたうち回る程の強烈な印象があり、未だ成長過程の様な気がするワインでありことは間違いない。

1947年は素晴らしい年です。1945年ほど注目はされませんでした間違い無く戦後の1940年代では、1945年に次ぐグレートビンテージかも知れません。1947年に匹敵されるワインは1940年代だと1945年と1949年しかないでしょう。

コスデストゥネル 1947年

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少々茶色い赤少々灰色が入っている

香り

アセロラや木いちご ヘーゼルナッツやマカデミアンナッツのオイリーな香りもする干瓢?の様な香り。神社の縁の下の暗い位湿った土の様な香り共に、非常に複雑怪奇トリフの香りではなく天然の舞茸や占地の風味

複雑や熟成感でいて綺麗に熟成しているボディはしっかりしているがしなやかなボウガンの弦の如く良く香りが伸びる。口当たりは思った程はっきりしていて上唇を生きた泥鰌が這うの如く泳いで、まるでサソリの毒針の様な危険は味わい。飲んだ後にアダムスキー型のUFOが口の中から飛び出ていくようで素晴らしい余韻。

全体的に状態も良くカーブで76年1年以上他は2年以上寝かせているので澱もしっかり綺麗に下に落ちていました。 「 やはり何年も寝かせたから良かったのかな?」と言う方も居ました。

皆さんの評価を聞くと人それぞれですからどれが正しいとは言えませんが、8名様中6名様が1947年、1名様が1955年 1名様が1966年でした。 やはり1番人気は1947年でした。皆さん私と違い素晴らしい味覚の持ち主でした。

ありがとうございます。!

追伸 今回は料理の掲載は画像が良くないので残念ながら遠慮させて頂きます。すいませんでした。

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