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2010年7月17日 (土)

70年熟成のシングルモルトウイスキー!モートラック1938年蒸留

70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー
70年熟成のシングルモルトウイスキー

デジカメを忘れたので携帯画像です。梅雨入り真っ最中の6月の中旬にマニアックなお酒の輸入元のジャパンインポートシステム 田中社長から電話が在り。

内容は7月の某日午後2時に英国大使館で試飲会を開催するので来てくれないか?

とメインは前年新聞等でも話題になった市場価格200万円のボトラーズの老舗ゴードン&マックファイル社から全世界限定54本の70年熟成の世界1の熟成年数を誇るモートラック1938年蒸留 2008年瓶詰めを参加者全員に試飲して貰おうと言う企画です。

社長であるウルクハート氏も来日するそうです。その他のゴードン&マックファイル社のシングルモルトウイスキーを100種類試飲出来るそうです。

スコットランド滞在中はモートラックは何度か行きましたが、私は個人的に好きな味の蒸留所です。そして50年熟成のモートラックは飲みましたし 別の銘柄でも50年以上熟成のシングルモルトウイスキーは飲んでますから勉強とは言えかなりの出費でした。

1938年やそれ以上蒸留年が古いモルトウイスキーは何度も飲んでますが、70年熟成と言う超長期熟成は、初です。ジャパンインポートの田中さんは、

「 今回は前日に別の場所で飲食店関係者の方々を集めて試飲会を開催しますが、翌日の英国大使館でも試飲会を開催します。但し市場価格200万円のモートラックの70年が試飲出来るのは英国大使館の試飲会だけです。!その英国大使館の試飲会に菊地さんをと思ったのです。」

予定は無かったので参加すると言いました。それにしてもポールジローやテセロン・ゴードン&マックファイル・ダグラスレインの試飲会を格安で僕の店で開催してくれて参加したお客様にお土産まで渡す奮発ぶり。

周りは僕がよほどジャパンインポートでお酒を買っていると、思っていますが、所が殆んど買って無いんです。本当にお付き合い程度しか買ってません。どうして僕を誘ってくれたのか、僕が聞きたいです。

そして今回はプレス関係者がメインなのですが、大使館と言う関係上招待状が無いと入場出来ませんしプライベートは守られるので、素人でもどなたでも構いませんからシングルモルトウイスキーを愛する方で、来れる方が居れば何人か誘って下さい。

と言うので早速知り合いにメールを送りましたが、平日の昼だけあって沢山は無理でしたが、お客様や知り合いのライター・タベアルキスト・マニアックな雑誌の編集長・ 料理教室の主宰者・タレント・某大手製紙会社取締役・漫画家・作家・僕と同じアカデミーデュバンの講師・有名オーベルジュオーナーシェフ・ 元大手広告代理店勤務のパブのスポンサー・テレビ製作会社社長・超大手IT企業の取締役と全てプライベートなので名前は出せませんが、かなりのマニアックな面子な方々でした。

バーテンダーは僕以外にモートラック1938年を購入したバーテンダーを入れて3人のみです。もう少しシングルモルトウイスキー好きな方を誘いたかったのですが何だかんだか70席が満席になりましてこれ以上誘えなかった方も居ました。

因みに私のザ・バーの時の先輩である田部さんは、私より遙か先にスコットランドのゴードン&マックファイル社に何度も訪問し先代とは親友だそうで、上には上が居るのを実感します。残念ながら田部さんを誘えなかったのが残念です。この場を借りましてお詫びいたします。

さて最初の30分位は現ゴードン&マックファイル社の社長のマイケルウルクハート氏の挨拶と会社の歴史について語り合い その後に会場を試飲会用にアレンジしている間は、フリータイムでテラスで立ち話でもどうぞ!

という感じです。因みにモートラック70年は全世界限定54本ですが、英国国内で1万ポンドでリリースされ既に完売だそうですが販売が、瓶詰めが2年前で当時の為替はどれくらいかは分かりませんが、私が初めて渡英した20年前は1ポンド270円でしたけど、1年半前渡英時は1ポンド150円でしたが、1本200万円の市場価格の価格設定は仕方ないかもしれません。

国内でもジャパンインポート社が購入した分は完売だそうです。!20分ほど立ち話した後に準備が出来たと言われジャパンインポートの方に誘導されながら再入場すると既に入り口でモートラック70年が注がれてまして、人数が人数なので量は10ccほどですが、グラスを渡され香りを嗅ぐと驚嘆!「 生きてる!」と呟いた自分に恥ずかしさを感じるよしもありません。

正直言うと70年間樽熟成したシングルモルトウイスキーは熟成しすぎて軽くなってしまい。ウイスキー本来の旨味がないと思ってました。長期熟成信仰なのは、モルトウイスキー好きとしては疑問符が掲げられると言っても過言ではありません。

要は長期熟成が全てでは無いと言うのですが、昔蒸留されたシングルモルトウイスキーは短期熟成でも材料や樽が良質な物が多く充分美味しいかったのですが、世界的なシングルモルトウイスキ-ブームのお陰で材料や蒸留方法・樽が変化してしまい短期熟成では美味しいシングルモルトウイスキーは皆無になりまして、もっとも長期熟成でも美味しいシングルモルトウイスキーはかなり困難になりました。

そんな中でこのモートラック1938年蒸留は別格に感じましてそれは、アルコール度数が46.1%と言う70年熟成にしては高アルコールなので、てっきり40%位までアルコール度数が落ちてるか、それ以上アルコール度数が高い場合は加水して40%にして本数を増やしてから販売する場合が殆んどです。

前おきが長くなりました。肝心のテイスィングコメントですが、

色は琥珀色ながらクリアーな訳では無く奥行きのある少々濁り気味です。香りは軽い酸味のある樽香以外にシェリー樽で長期熟成での独特の甘い 黒蜜・ゴム臭・干し柿・コールタール・1時方向に古木の香りや湿った蔵の香り 田舎の藁葺き屋根の香りと共にアルコールが鼻腔をくすぐりながらもトルネード投法如く去っていく。

東海林太郎の様に立ち尽くしたまま数分。

乾杯の音頭はとっくに終わって皆さんは談笑しながら飲んでますが、僕だけトリップしてましてグラスの中のモートラック70年の香りを嗅ぎながら1人の世界に入ってました。肝心の味ですが舌にのせると一瞬だけゴム風船を上に叩いて上げるの如くふんわりとしている。綿菓子の様に柔らかい シェリーの香りが口一杯に広がる前にモルトウイスキーの麦の香りと甘みがしつつ飲み込むと食道をバグジージャンプ見たく落ちて行くが見事なほど元に戻っていく。

鼻に抜けるブーケはまるでゴジラの放射性光線のように抜けて行き後味は極上のソーテルヌや麦水飴の様に甘い。

同席した知り合いの変態パブの店主は、

「 今まで飲んだシングルモルトウイスキーの中で最も美味しいとおもう。」

と絶賛してました。僕はそこまで思いませんが、少なくても同じ1938年蒸留はモートラック・マッカラン・プライドオブストラスペイ・グレンリベット・リンクウッド等を飲みましたが、かなり上位のランクです。まー200万円だからと言えばそれまでですが、機会が在れば自腹でも飲んでみたいです。

シングルモルトウイスキーの世界には、1本1600万円のシングルモルトウイスキーもある位ですから怖い世界ですね。さて携帯で撮りましたからいまいちの画像ですが、こちらのディキャンターに入っているのが、モートラック70年で、その他にも100本ほどゴードン&マックファイルのシングルモルトウイスキーが試飲可能でしたから色々飲んでいた方も居ましたが、僕も軽く飲みましたが飲んでないシングルモルトウイスキーが何本かあったので勉強になりました。

飲み放題だと必ず泥酔してる方を良く見ますが平日の午後2時と言うのもありますが、皆さん大人の紳士淑女ばかりなんで誰1人として泥酔した方は居なく感心しました。それにしても今回貴重な体験をさせて頂いたジャパンインポート社に感謝の意をこの場を借りて申し上げます。ありがとうございます。

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