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2010年11月 4日 (木)

青森旅行! 奇跡の林檎 木村農園編

    

木村さんの娘さんから聞いていた弘前市内のバー・待庵に行こうと探す前に、電話して場所の確認をしようとして飲食店街を歩いていると、なんと!目の前にあるではないですか!

驚いて店に入りましが、しかも木村さんの娘さんには事前に待庵に行くのでご一緒しませんか?と伝えておきましたが、隣にいた女性が木村さんでした。

驚きです。!。

待庵のご主人の渡辺さんは僕より2才年上の方でしたが、僕の店には来たことは無いのですが、大昔に、僕が出演したテレビ番組を見てからその後の雑誌などで僕を知ったらしいです。 年上に見えない気さくな方で弘前の町おこしの為のカクテルコンテストの実行委員等を就任しているそうです。

僕の店もあいからわず激暇ですが、弘前もかなり不景気らしく毎晩が、静かだそうです。まー暇自慢しても仕方ないのですが・・・・

隣にいる木村さんの娘さんに、気になっていた事があったので質問をしてみました。

「 バーで僕の店以外に,木村さんのりんごを使っているバーは何処ですか?」

と聞くと、

「 えっ?菊地さんのバーだけですよ。!他のバーはないです。」

と言われ愕然としました。情けないと言うか寂しいと言うか、此れだけ日本中にバーが、

何千何万ほどあって僕の店以外どこも使ってないとは、がっかりです。

確かに今は入手困難ですが、以前僕が何かの雑誌を見て注文した時は注文して

2週間程で届きましが、

その時から使用しているバーが僕の店しか無いとは、他に使用しているバーがあれば情報交換が出来ればと思いましたが・・・・

木村さんのベストセラー本 「 奇跡のりんご 」 の話しをすると、

「 実はあの本はNHKのプロフェショナルの放映の後にプロデューサーの方が書いた本なんですけど、多分売れないだろうと父は思っては入らないと、著作権を拒否したんで印税は、一円も入ってこないんです。」

と笑いながら話すのですが笑えません。

後で木村さん本人に聞きましたが、26万部売れているそうです。しかも韓国をはじめ3カ国以上で翻訳発売されるそうですが、となると印税はどれくらい?

欲がないと言うか、勿体無いと言うか。

そして明日の話しをして軽く飲みましたが、一眠りしたら朝から木村農園の視察ですが、

問題は天気なので気になって余り寝れなくて途中でホテルの窓を開けて確認しましたが、雨が、降っていてがっかりしましたですが、朝には綺麗に晴れていてほっとしました。

レンタカーのナビ通りに行きましたが、僕は大間が田舎の港町にふさわしくない豪邸や

いい車が多いので要するに鮪御殿ですが、木村さんも林檎御殿かな?

と思いましたが全く普通の家でした。(ごめんなさい木村さん。)

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事前に言っておきますが木村さんの農園は見学不可です。

以前は見学可でしたが、余りにも見学者が殺到したため畑の地面が固くなってしまい

りんごの生体系が変化してしまい見学不可になりました。 

今では地元の人でさえ全て見学を断っているそうです。

10年近く付き合いのある僕でさえ見学OKになるまでに1年半がかりでした。

本やテレビで木村さんは、見ましたがそのままの方でしたが、

奇跡のりんごの集配所が木村さんの自宅の隣でしたが、可愛らしい小さい集配所でして 此方で木村さんの長女と三女 奥様と木村さんの四人で経営してるまさに家族経営です。

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隣の畑が木村農園かな?と思いましたがすぐに違うと分かりました。

何故か?それは地面にアルミシートがあるからです。

通常りんごは、アルミシートを敷きます。

そうすると太陽光線が反射してりんごの下の部分も赤くなるのですが、

そうなると全体が真っ赤になるのです。ですから全体に赤いりんごは殆んどはアルミシートのお陰で赤くなるのです。

勿論木村さんの農園はアルミシートは敷くことは、まずありません。

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何せ肥料も水もあげないのですが、年に2回雑草を刈るだけだそうで後は特に何もしないそうです。

挨拶していきなり挨拶代わりに紅玉を頂きました。

「 酸味の強い品種だから目が覚めますよ。! 」

連れ達は一瞬とまどいましたが完全無農薬ですから安心して皮ごと食べました。

全員無言で食べましたが、

僕は 「 うー すっぱ!でも旨い!」 確かに紅玉は酸味の強い品種ですが最近の品種と、違い酸味は強いが香りは強い品種なのでりんごのタルトやジャムには最適だそうですが、

今は一般受けしないため栽培する農家は少ないそうです。

しかも今年は紅玉が不作の為数が少なく当店は4箱注文しましたが2箱止まりでした。

木村さんは最近は、農業指導でも多忙でして日本以外の海外でも農業指導をしている

様です。

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農園訪問の前に僕は外地の土を木村さんの農園に着いたら万が一生態系を壊してしまっては申し訳ないので、事前に全て使い捨ての帽子・手袋・靴カバー・マスクなどのフル装備を購入していたので全て連れ全員に、装着しているとそれを見た木村さんが

びっくりして 「 いいよ いいよ!そんな事して必要ないって 大丈夫だから平気だよ。」

そう言われましたが、僕は折角買ったので勿体ないの貧乏人根性で僕だけフル装備を着用しましたが、まー 気遣いとマナーのつもりで僕なりの表現なのですが・・・

そして木村さんの農園に向かいますが、木村さんの農園から車で15分位にありまして国道沿いでも無く車一台何とか通れる細い農道の斜面を登って行くとありまして全部で4カ所あるのですが、弘前の農家では普通より多少大きい程度だそうです。

そして木村さんが目細め懐かしそうに1本の林檎の木を指さし

「 これが無農薬にして初めて収穫出来た林檎の木で1本の木でたったの2個しか取れんかった。小さい林檎だったが美味しかった。!今でもあの味は忘れられない味だよ。」

と嬉しそうに話してくれました。

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8年以上も本業の林檎農園の収入が無く何とか収穫できる様になったも、見てくれ重視の農協は、真っ赤ではないので売り物にはならないと言われ仕方なく大阪まで行商にいって

も売れない日々が続きながらも少数の買った方々から感謝の手紙が届いて気を取り直して林檎栽培に精進したとか そんな話をしながらも今現在の日本の経済状況等のいい話を聞きました。

農園案内の最中車で3人ほどの男女が来たので何かな?と思ったら弘前大学の農業研究所の方々が、土壌と林檎の調査をしにきたのでした。木村さんの林檎には常識とは違う多くの謎があります。その調査で何度も木村農園に来ているそうです。

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僕も質問がありまして 

「 木村さんの林檎は切っても色が変化しにくいのはどうしてですか?普通は切って暫くすると色が茶色く変色しますよね。?」

すると木村さんは笑いながら

「 いやー 俺も分からないんだよ。どうしてかな?調べて貰ったけど謎だそうだ。」

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そして僕は木村さんに農園の無農薬にして初めて2つだけ収穫出来た林檎の木の土を,

味見しました。 普通はえぐみと多少苦みがあるのですが、不思議とありません。

その様子を見た木村さんは

「 苦くないでしょ? 農業研究所の人曰わく 他の畑は苦いけど俺の所は苦くないと不思議がらあれたんだよ。 それにしても変だね。いきなり土の味見とは!」

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まー 他でもやってますけど・・・

それと不思議なのは、画像をご覧の様に、雑草が生い茂っていますが、年居2回ほど雑草を刈るそうですが、夏場は多分人間の腰くらいまで雑草が生い茂ったいるのですが、

雑草を刈り取りって間もないのですが、それでもぼうぼうです。10月青森の寒さで木村農園から農道を1本挟んだ隣の林檎農園は、木村さんの影響で減農薬で林檎を栽培しているのですが、画像を見れば分かりますが、木村農園は雑草が生えています。何種類もあるので雑草の色合いが様々ですが、隣の農園は1種類の雑草?しかないのか色合いが1つしか見えません。それも謎だそうで

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因みに此方の向かって右側が木村農園です。

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此方が隣の林檎農園です。綺麗に緑色で草の種類も1種類ぽいです。

「 研究所の人も不思議がっているんだよ。何でうちの農園だけ雑草が何種類もあるのか? てね俺も分からないんだよ。 あはは・・・ 」

お話しが好きな方らしく60才の年にも関わらず畑の中の立ち話を1時間近くしてくれまして

そんな話の中で、木村さんはお酒が好きなので シードルを自宅でジンで割ったら実に美味しかったと言うのです

そして自宅の前でも話してましたが、紅玉でシードルを作ってみたいと木村さんは言いました。

僕を見て

「 うちの林檎はどうやって使うの? 」 僕はそのまま

「 カクテルですね。例えばウオッカで割ってみたりそのウオッカも木村さんの林檎の皮を入れてフレーバーを漬けたウオッカで割ってます。ビックアップルと言って世界中に飲まれているカクテルですよ。 後は林檎ジュースにしてシャンパンで割ってみたりとか本来ならシードルにしたいのですが、発砲性の問題でシャンパンにしていますが、後は林檎のブランデーのカルヴァドスで割ってみたり アルコールの弱いお客様にはポム・ド・ノルマンディーで割ってみたりと、色々在りますが出来るだけ素材の持ち味を生かしたいのでシンプルなカクテルを出しています。勿論林檎だけ食べたいお客様もいますから出した事は多々ありますけど。」

「 もし宜しければシードルが興味が在れば 僕はフランスの林檎の名産地 ノルマンディーは第2の故郷だと思っています。 シードルやカルヴァドスの有名な作り手もよく知っていますので 木村さんがノルマンディーに行きたければ、僕が色々アドバイスや時間があれば御一緒に案内も出来ます。」と言うと

木村さんは、感心しながら満面の笑顔で

「 へー そうなんだ そうか ふーん 是非今度飲みに行くよ。」

さてさて時間が迫っているので記念撮影をしましたが、

今回も面子は、全員例によって男ばかりです。

ブラッセリーマノワのTマネージャーと最近日赤通りで独立開店した元ブラッセリーマノワのシェフ T氏とそして元オーディンスタッフのシャンクスの芳賀と恵比寿の変態バーPの3頭身のH氏と元Pの従業員で秋田県で独立開業したO氏 そして当店のスタッフ川本です。まーみんな仲間です。

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後に、ランチをどうしようかと、木村さんに聞くと地元弘前のフレンチレストランのレストラン山崎は木村さんの林檎で冷製スープを作っているそうです。

雑誌などで見ていましたが、早速木村さんに今から行きたいので予約を、お願い出来ないか頼むと、

「 いいよー じゃ俺が電話して聞いて見るわ 」

そして木村さんは電話しまして 

「 えー なかなか電話でないな? あれっ! 今日は月曜日だ あー休みだ あはは 」

残念です。又の機会にしましょう。

そしてもう一度木村さんの自宅に行き交代で写真を撮りましたが木村さんに、充分お礼を言い東京での再会を約束しその場を離れました。

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ですが折角青森に来たので道の駅によりパソコンを借りネットで調べた弘前市内の郷土料理の店に行きました。

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小鉢で色々な料理が出ましたが、味付けは濃い目ですが、値段の割に種類の多さに感心しました。

飛行機の時間が迫っていましたが、恵比寿のパティスリー トシヨロイズカで、

働いていた女の子が、同じ店のパティシエの同僚と、結婚し嫁入りして弘前市内で

パティスリーを経営しているのですが、滅多に来れない機会なので行ってみました。

時間がないので滞在時間は15分くらいでしたが本人はかなり喜んでくれまして 機会が在れば東京での再会を約束しました。

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それにしてもいつもながらハードなスケジュールでした。

ですが滅多にない経験をしましたので嬉しかったです。いつまで経っても行動派バーテンダーを維持していきたいですな。

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