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2011年1月28日 (金)

年忘れブラインド対決 !料理編

続編です。さて食材は何とか全て揃いましたが、熊が羆は無く月の輪熊になりました。

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羆の方が野性味がありますが僕のコネを持っても入手出来ないので仕方無いです。

どうやら羆は北海道に生息なので冬眠していて入手困難なのです。

月の輪熊は友人のシェフに頼んで回して貰いましたが、見るからに美味しそうでした。

その他は普通に入手出来ました。トリフはアルバ産の黒トリフですが、白トリフを使おうとしたのですがキロ42万円でしたが、悩みましたが冬なので黒トリフにしました。

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白トリフの半分ほどだったのですが、それでもたいそうな金額になります。

当日河岸に行きいつも海老を買ってる亀福のきんちゃんにお願いしてた活けの伊勢海老を人数分買いましたが物はかなり良かったので安心しましたが、値段がいつもの3割近く高くてびっくりです。年末は河岸は値上がりするとは、聞きますが驚きました。

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そして天然の活けのホタテ貝を買ってついでに、鮪の赤身を買おうといつもの築地の鮪の仲買の双璧と言われる。石宮に寄ると鮪が全くありません。

「 赤身は? 」と聞くと
、中島さんが、

「 あってもきくちゃんには売れないよ。やめたほうがいいよ。あっ○ノ○屋ならあるよ。キロ6万円だけどね。」

まートリフと比べたら全然安いけどスーパーやデパート嫌いな僕は買うはずありません。

仕方なく諦めて河岸をあとにしました。どうもお腹が好いたのでいつもの天ぷら屋に入ろうとすると隣の寿司屋は長蛇の列でして 並ぶ価値は微塵もないのですが、天ぷら屋も珍しく混んでましたので仕方無いので違う寿司屋に入りましたが、久しぶりに京○や回る寿司屋並のネタで驚きあまりの酷さに驚いたのですが、勿論山葵も粉ですし酢は○○○ン でも値段は一人前ですから酷い。ここはそうですが、並んでいる鮨屋は、かなりしゃりに化学調味料が入っています。又英語のメニューが多数あり外国人観光客の誘致に必死な様で現に隣に座ったカップルはイタリアからでそうですから 一昔前前の築地ではあり得ないことですね。

さて話が横道にそれましたが、河岸から帰って一眠りしたら2時に西麻布のまたぎまで行き極上の猪の背ロースを取りに行きます。

親父さん任せですが受けとるとかなりの極上品でして奥伊豆で捕った猪です。

これで食材は全て入りました。

前菜の前のアミューズです。

根室の天然ホタテですがかなりの肉厚で見るからに美味しそうです。

軽くソテーした後に包丁で細かく刻み卵黄を入れて軽く塩とオリーブオイルを入れて混ぜ からすみといくらを混ぜてからパセリを乗せ最後にフランスのアキテーヌ産のキャビアを乗せます。

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あいにく画像ではキャビアを乗せる前なのですがかなり沢山乗せてます。そして上海蟹の老酒漬けです。タイミング良く陽燈湖産の雄の3Lが入りましたが再度注文したのですが数が少なく入手不可能でしたのでラッキーでしたがもう一品のシャンパン蒸しには雄は入手出来ませんでしたが注文したその日に今年最後の雌のLが入荷出来たのでさらにラッキーでした。

陽燈湖産の最高級の上海蟹は偽物防止の為証明書以外にICチップが付いています。高級として知られている上海蟹ですが近年中国の富裕層の消費が激しく値段は上がる一方でして今回も去年より多少高めでしたが円高の今でこの値段ですから円安になったたら買えません。

さて老酒つけは老酒と醤油 砂糖 塩 生姜 八角
山椒 葱 等を混ぜて上海蟹を浸けて10日ほど経過後完成です。
三匹しか入手出来なかったので半分に分けました。

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シャンパン蒸しは鍋に上海蟹を並べてシャンパンをボトルの半分ほど入れて15分蒸してから 残ったシャンパンを煮詰め柚子を絞りジュースにして富士酢プレミアムを混ぜたソースをかけて完成です。

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シャンパンや白ワインと合うと大好評でした。

次は伊勢海老です。和歌山産の伊勢海老ですが一番美味いと言われている500㌘位の大きさの伊勢海老を人数分購入したのですが活きが良くて暴れて捌くのに苦労しました。

半分に割りグリルして火を通しトリフをたっぷりまぶしたオランゼーソースと軽く塩を振りキャビアを乗せた二種類です。

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それでも勿論白ワインとの相性は最高です。そして次は赤ワインと一緒に蝦夷鹿のカルパッチョです。

蝦夷鹿の股肉を赤ワインと香味野菜で1日マリネして 塩 胡椒をたっぷり振り糸で縛って乾燥させます。毎日2回ひっくり返して三日間乾燥させて完成です。

お皿にほうれん草としそを茹でて冷ましてからミルで良く混ぜてペースト状にしたソースを乗せて薄く切った鹿を乗せて軽くオリーブオイルを掛けて最後にたっぷりのトリフをスライスして完成です。

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次は既に1時間以上前からオーブンに入れて出しての繰り返しの技法で猪の塊を焼いてますが、最新フレンチの技法です低温調理です。

ソースはオーソドックスに赤ワインとフォンドボーとポートワインを煮詰めブルーベリーを入れて更に煮詰めたソースです。

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いい感じにやけたのですが。皆さん大分喜んで食べてましたが、

次は月の輪熊です。

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塩胡椒を振り強火でフライパンでソテーして表面がこんがり焼けたらオーブンに入れてゆっくり火を通します。ソースは胡桃と松の実をフライパンでこんがり焼き フォンドボーとマルサラワインを混ぜてミキサーで混ぜてペースト状にした物です。バターで伸ばして完成です。

熊自体は思った程癖が無いのですが、ジビエ独特の歯ごたえはしっかり在りまして野性味はありましたが脂身が上手いです。勿論猪の脂身も美味しかったのですが 、月の輪熊の脂身は物が違いました。両方とも赤ワインとの相性は抜群でしたが、以外だったのは僕の意見ですが 、中国のディープブルーと合いました。

デザートです。
ブログで何回か紹介した木村さんの奇跡の林檎で作ったタルトです。そして作りたてのバニラアイスクリームです。

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そしてもう一品

前回のワイン会で好評だった モンブランですが今回はテセロンロット65を言う掟やぶりのコニャックを振りかけましたが香りが一層引き立ったモンブランになりましたが、大評判でしてメインデッシュが食べれなくてもデザートは完食したレディが何人かいまして別腹と言う言葉はあるのでしょうか?

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主催者の○蔵さんが持ち込んだテイスティング無しですがイケムの1986年とはかなりの相性でしたが願わくば後5年過ぎたら更に美味しく飲めたと思います。

最後に木村さんの林檎の皮を浸けた有機栽培アールグレイ紅茶要するにアップルティーですが、飲んで全て終了でして 素人ながら何とか頑張りました。

そんな訳で無事に終了しましたが、次はいつか分かりませんが、次回は格付けランキングの様に、自家製バニラアイスクリームとコンビニにある100円のバニラアイスクリームと食べ比べや最高級のグラム30000円のキャビアとグラム500円の偽キャビアを目隠しをして食べ比べると言うのもやりましょうと私の意見ですが企画しました。

以外と企画した僕が外したりして。?

 

買い付けの為殆ど寝ていないのでかなり疲れましたが、皆さんが喜んで頂いたので僕にとっては最高のご褒美です。お陰で疲れは綺麗に飛びました。

それにしても、仕入れ値が凄まじかったです。 トリフだけで2万円それと月の輪熊・上海蟹その他もろもろ 計算したくないですね。 本当は経営者なので、しなければいけないのですが、今だに怖くて計算していません。(笑)

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2011年1月17日 (月)

年忘れブラインド大会 パート2

いよいよ香りのみのブラインドですが、順不動です。

モンラッシェ  ミシェル・クトー02 Michel Coutoux Montrachet 2002
ロバート・タルボット / カーリーハート シャルドネ “モントレー” 2008
Robert Talbott Chardonnay Kali Hart “Monterey” 2008

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さて最初の一本目は,白ワインです。一本は白ワイン吟醸地のモンラッシェで,

作り手はマルクコランで近年評価の高い作り手で畑は,0.2ヘクタールしかなく非常に製造本数の少ないモンラッシェです。

そしてもう1本はカルフォニアの安いながらも,高評価の白ワインカーリーハートです。

さーノージングですが、

色はAは、クリアーな黄色みがかかった色でしてトップノートは華やかでいて甘そうな香りで,ムスクやピーチの様な香りでシャルドネではなく セミヨンやソービニオンブラン様などちらかと言うとソーテルヌ風味のワインでいて軽い感触の綿の布団の様なボディの様に感じます。

一方でBは色はクリアーですが青みがある色でどちらかと言うと,AよりBの方が色合いは薄いです。香りはドライで酸が感じるが鍾乳洞のつららの様に,ミネラル感を感じるが火打石の様な若干の固さや奥行きは深く感じられる。

結論で言うとAの方が香りが華やかに感じるので高いワインはAに感じるが,奥行きや濃厚なのはBなのと過去にこの手はワインでは無くシャンパンですが、某世界一のソムリエが企画したイベントで,ブラインドテストに見事にはまって外しましたから大丈夫です。

答えはBだと思います。さー どうか 店長の山手が強ばった顔で

「 Aと思う方は手を挙げて下さい。」 「 ではBと思う方。」

何人かの方はAでしたが

「 正解はBです。!」

一応正解ですがまだ一口も飲んでませんからようやく飲めます。予想通りマルクコランの方が遥かに奥行きのあるしっかりしたボディでいて輪郭のあるワインでした。

次は又白ワインです。

 ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ 2008
 カレラ ヴィオニエ マウントハーラン 2009

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Aは透明感のある色合いであり澄んだ色合いでが、Bも透明感はありますがどことなく灰色がかかっている様な色合いです。

Aはどちらかと言うとトップノートはしっかりしてはいますが、熟成したミカンやオレンジが連想される果実味があり思ったほど穏やかですが、酸味がヤクルトの様な特徴がある。

BはAより果実味はないが、果実よりも木の香りが特徴的で新築の家の香りや高尾山の山道の香りがある。そして酸味が強くヨーグルトの様な香りが、するがAより上品でいて軽くはないが奥深い酸味がありつつフランス産の洋梨の皮の香りもする。

好みだが両ワインともビオニエなのとAよりBの方が濃い香りがするのと鼻を抜けるブーケが残るのはBだと思います。

こちらは分かれまして 男性陣は全員Aでした。女性陣はBでして 僕もBですが・・・・

答えはBでした。正解でした。やっと飲めます。

やはりカレラもかなり美味しいワインだとは思いますが、味わいの深さはコンドリューの方が上でして酸味が強いのはコンドリューですが、時間がたつと穏やかになり熟したパイナップルの様な甘さが出てきて 堪能できました。

次は赤ワインです。やっと多少は飲んでるフランスのワインです。

2006 シャンベルタン クロ・ド・ベーズ 特級畑 750ml (ドメーヌ
 ルイ・ジャド)
2006 ボーヌ 1級畑 グレーヴ  750ml (ドメーヌ エリティエ・
ルイ・ジャド)

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Aは色はクリアーなルビーレッドでもあるが余り透明感はない国会の赤い絨毯より濃い色

グラスに近ずけるとカシスやイチゴジャムの如く香りがして 粘土質土や枯れ草や田舎の家の土壁の様な香りが広がり 湿った風味はしますが、奥行きのあるワインであり地蔵菩薩の歴史ある国宝の木像かと思う上品差も持ち合わせているワインでもあり時間と共に、スペースシャトルの発射シーンの様なスピードで鼻を抜けていく。

Bは一見ルビーレッドでもあるけどエッジが少しAより薄い どちらかと言うと春の夕日色

香りはインパクトかなりある。此方がシャンベルタン・クローズドベーズか?それもAより充分にあり濃厚なしっかりしブルーベリーの様なた濃い赤ワインに感じる 鼻に入った香りは濃い目に感じるが、抜ける瞬間は一瞬だけトランポリンに乗った気分でもあり躍動感はある。しかし時間が経つとAよりも余韻が短くフィニッシュが弱く感じられる。

皆さん何度も香りを嗅ぎ飲み首をひねったり うなずいたりで試行錯誤している様です。

どうなのか? かなり難問です。時間と共にワインは変化していくのでかなり難しいです。悩んでいるといつの間にか

はーい 時間でーす。となり

「 Aと思う方手を挙げて下さい。」 僕はAです。そして

「 Bと思う方 」 今回のワインを持ってきた本人はBでした。僕はあっ!と思いました。

もしかしたらです。ですが、自分を信じました。

答えはAでしたから正解です。

僕はファーストインスピレーションは滅多に変えませんが、今回は変えました。理由は余りにも、若いからです。シャンベルタンクロードベーズならば後5年は熟成したい所です。と言いましても僕は、このルイジャドのシャンベルタンクロードベーズは飲んだ事は1度も在りません。勿論他の作り手やネゴシアンのシャンベルタンクロードベーズは何度か飲みましたが、自信はありませんでした。飲みましたがやはりシャンベルタンクロードベーズの方が香りと味がバランス良く保てたワインです。ですが、グレーヴも優秀なワインです特級では無く1級ですが、充分楽しめるワインですのでなかなか美味しく感じました。ですがかなり疲れました。

さて最後のワインです。

ピーター・マイケル  エステイトレッド・ボルドーブレンド "レ・パヴォ"2006
中国ワイン、 ビンテージは2006年、カベルネ・ソービ
ニヨン37%、カベルネ・フラン35%、メルロ28%

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Aは紫色が入った赤ワインで全体的に濃い色合いです。

香りですが、カベルネ独特の鉄分の深い香りと共にジビエの血の香りがするジビエと言っても様々ですが、鴨しかも新潟の青首鴨の様な濃厚は血の香りもしているが、全体的には未だ未熟な感じはするが、今飲んでも楽しめるワインの様な香りでもある。果実もどちらかと言うと鉄分豊富なプルーンがしっかりあり そして鼻に抜ける瞬間は縦列陣で飛ぶ青首鴨が鼻から抜けていった。

Bは、Aよりもう少し濃い赤ですが、少々茶色が入った深いルビー色

香りはかなり濃いが、かなり血の香りが濃く樽香も感じる。どちらかと言うとシラーやグルナッシュの様な風味のワインでもある。何故かしらテレビや映画で見る中国の高地の断崖絶壁を思い浮かべる。そして断崖に中華の高級食材の燕の巣が在るような気がする。聞いた話によると、AかBか別としてオーストラリアから醸造家よ呼び指導させ作らせているのが中国のディープブルーですが、カベルネとメルロ-を中心にしたボルドータイプにワインだそうです。ですがどう香りを嗅いでもBのワインがオーストラリアのワインの様なシラー系の樽香が強く感じるワインでもあります。僕は 「 ワインはテロワールも勿論あるけど作り手だ。」とぼそっとつぶやきました。

僕の中でAの方がカルフォニアのスーパーカルトワインのピーターマイケルだと感じましたが、どうなのか?

さー 最後のブラインドです。 答えはAでした。

はー 一応全問正解でしたので恥はかいていません。

飲みましたがやはりディープブルーの方が全体的に香りと味が違います。香りはシラー系ですが、味はカベルネやメルロ-が感じます。不思議なワインでした。ピーターマイケルは極上のボルドーワインの良いところ取りのワインです。

はー 何だかんだですが、全問正解は僕ともうお一人だけでした。うーん嬉しい。でも前回を入れると、7問全問正解ですから14本香りのみで当てるのは偶然だとしたら数学的に言うとかなりの低い確率です。

まーでも今回は前回以上に困難その物です。 はー本当に疲れました。

落ちがあります。帰宅して少し連れに自慢してやろうと、今日のブラインド大会は、香りで全問正解だと言うと、

「 はー !当たり前でしょうが、 そもそも何の為に毎日化学調味料や添加物系は一切食べない。自然食品のみ食べて タバコや葉巻もやらない。刺激になる物は一切口にしない。そんな生活してるんだから当たって当然なんだよ。!自慢にならないよ。つきあっているこっちはたまったもんじゃない。!」

と言う一喝でした。 

真実だけに何も言えませんでした。

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2011年1月 9日 (日)

年忘れのブラインド対決! 

暮れも押し迫る12月上旬のある日常連のお客様の美人秘書である。

(本当に美人)の○沢さんから電話があり 菊地さんですか?お久しぶりです。!

○沢です。!「実はお願いがあります。○蔵さんがですね。」

その瞬間僕の背中に氷の柱が一瞬通りました。その後はピンポン球程の大きさでのある訳ないのですが、頬に汗が滴りました。

「 ○蔵さんがですね。 12月27日に以前の様なブラインドをしたいというのですが、宜しいですか?」

まー 要するに、このブログでも掲載しましたが、前回と同じようにブラインドで高いワインと安いワインを白ワインで二種類 赤ワインで二種類飲み比べしようと言うのです。

芸能人格付けランキング!です

勿論外れたら罰ゲームの様なのが待ってます。是非前回同様僕も参加して欲しいそうです。そして料理もお任せするのでワインに合う料理を提供すことなりました。

僕は前回同様飲まずに香りだけで当てようと思いますが、前回と違い銘柄が直前にならないと分からないそうなので、たちが悪いです。

勉強する猶予期間がありません。前回は3種類でしたが今回は一種類増えて4種類です。多分ですが、難関だと思います。人数は六名様ですが結局貸し切り希望なので貸し切りとなりました。

ワインは全て持ち込みですから料理代と貸し切り費用のみです。料理はやはり今はジビエの時期なので月の輪熊や羆や猪をメインにしたく思います。

まーとりあえず料理は後にしましょう。

暫くして開催数日前にメールで今回の強者達の、銘柄や産地等の詳細が届きました。

食材の仕入れや仕込みに夢中で、メールを見たのが2日前に見ましたが、愕然としました。

僕の得意のボルドーは1本も無くカルフォニアやブルゴーニュ ついにはは中国のワインまであるではないですか! こんなの無理だ。!

と言うか飲んだ所か聞いたこともない正体不明のワインを香りだけのブラインドで識別は漫画でもない限り不可能なんです。

ですが可愛がって頂いているお客様だし引き受けたからには全力で仕事をしますから 一応は参加はしますが、料理の仕込みや準備で多忙なので当日の体調によってブラインドは遠慮したいと伝えておきましたが、まー格好悪いですね。
さてワインは

A: モンラッシェ 20A: ミシェル・クトー02 Michel Coutoux Montrachet 2002
B: ロバート・タルボット / カーリーハート シャルドネ “モントレー” 2008
Robert Talbott Chardonnay Kali Hart “Monterey” 2008

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A. ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ 2008
B. カレラ ヴィオニエ マウントハーラン 2009

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A: 【ピーター・マイケル】 エステイトレッド・ボルドーブレンド "レ・パヴォ"
[2006]
B: 中国ワイン、 ビンテージは2006年、カベルネ・ソービ
ニヨン37%、カベルネ・フラン35%、メルロ28%

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A: [2006] シャンベルタン クロ・ド・ベーズ 特級畑 750ml (ドメーヌ
 ルイ・ジャド)
B: [2006] ボーヌ 1級畑 グレーヴ  750ml (ドメーヌ エリティエ・
ルイ・ジャド)

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でして順不同ですのでAとかBは関係ありません。

計8本ですが、当初はシャンパンを持ってくる担当の方が急遽どうしても参加出来なくなったのでシャンパンは無しになりましので、本来なら全部で10本だったのです。8本に減ったと聞いて胸を撫で下ろしました。
このブログ見た方で全て飲んだ経験のあるかたは居ますか?

さー いよいよ明日に迫って来ました。

フードのメニューです。

アミューズ

天然帆立のタルタル 安曇野の本わさびと3種類の卵で


前菜

1品目 

陽橙湖産 Lサイズ極上雌の上海蟹のシャンパン蒸し 柚子と上海蟹の風味の ソース

2品目 陽橙湖産 LLLサイズ極上雄の上海蟹の老酒漬け

3品目 伊勢海老の姿焼き アルバ産の極上黒トリフソースとアキテーヌ産キャビア添
     え

主菜

1品目 蝦夷鹿のカルパッチョ たっぷりトリフで

2品目 猪の低温調理 赤ワインとブルーベリーのソース

3品目 月の輪熊のロースト 森のソース 

デザート

奇跡の林檎のタルトと出来たてのバニラビーンズたっぷりのアイスクリーム

トリプルモンブラン オーディン風

有機栽培紅茶の奇跡の林檎のアップルティー

まーこんな感じですがブラインドは果たして どうなることやら

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2011年1月 5日 (水)

1970年ボルドーワインの試飲会 料理編です。

1970年ボルドーワインの試飲会 料理編です。

1品目

まずは1品目の前菜は 根室産の活けの帆立貝です。

1個を二等分してもう1個の帆立貝二等分したホタテの半分を使うので、

一人前ホタテを1個半使うわけですが 炭火で軽く炙った後に二等分して間に、

アルバ産のトリフのスライスを挟みもう1枚ホタテを乗せてトリフスライスを挟みます。

最後にホタテの上にトリフスライスを乗せて軽くカラスミパウダーと
ビネグレットソースをかけて完成です。

トリフの芳香な香りと炭火でタタキなのでシコシコした食感とホタテの甘味が何とも言えません。カラスミの塩加減がいい塩梅でした。

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2品目

フォアグラのソテーブルーベリーソースと自家製リコッタチーズ添えフランス産のフォアグラをバターでソテーして赤ワインを煮詰め栃木産のブルーベリーをアクセントに加え更に、自家製リコッタチーズを添えました。火の通し加減が難しい料理です。

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鮑の赤ワイン煮込み

この季節だから安いと思ったら甘かった。結局キロ10000円位でした。殻から取った鮑を綺麗に掃除して肝を取り 身だけ煮詰めた赤ワインとフォンドボーの中に入れます。

あまり煮ると鮑本来の味がしなくなりますから軽く火を通して 翌日又火を通す作業を3回ほど繰り返すと鮑に赤ワインの味がじっくり染みます。

完成です。肝は軽く炭火で炙りましたが かなり評判でした。

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3品目

メインは鴨です。鴨は恵比寿の元ブラッスリーマノワのシェフ土切氏の仕入れている新潟の投網の窒息青首鴨です。勿論知り合いとは言え他人任せは僕の流儀では無いので僕が捌きました。画像通りスタッフと捌きましたが満面の笑顔ですね。

鴨は鶏と違い若干構造がちがいますが、大差はありませんでして 一番の手間は毛をむしる作業です。

慣れると15分位で出来るらしいのですが 、なれてないから30分以上かかりましたが無事にむしれました。この後の捌き方は土切シェフに教えて貰いましたが、以外と上手く捌けました。面白いことに、鴨の首(簡単に言うと食道)の中に沢山のお米が入っていたのです。勿論砂肝の中にもたっぷりお米が入ってましたが土切シェフいわく美味しい鴨ほど沢山お米を食べてるそうで今年の新潟の鴨はお米が豊作のお陰で脂がのって美味しいそうです。

手本として土切シェフに捌いて貰ったのですが、慣れたものです。あっという間に捌きましたが、やはり慣れですね。丁寧に教えて貰ったのですが、鶏とあまり大差はありません。

さてきれいに捌いたら残りのガラはした茹でして血あいの臭みを取ってとレバー・砂肝・はつをミキサーに入れて煮詰めた赤ワインとフォンドボー・塩・コショウを入れてミキサーで回してペースト状にして裏漉しします。

バターでのばせばサルミソースの出来上がりです。

まー 鴨のはらわたのソースですが他の鳥類にも当てはまります。伝統的な正統派なソースですね。 炭火で皮をパリッと焼いてから180°のオーブンで焼きます。

レア状に焼けたら完成ですが、痛感したのが火の通し加減はやはり長年の経験と勘が物をいいます。なかなか上手くは行かないですな。難しいもんです。

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デザート

モンブランです。何処にもあるモンブランはつまらないので当店で毎年作っている丹波産の有機栽培栗で作ったマロングラッセをメレンゲの上に乗せて マロングラッセのシロップを少し煮詰めて生クリームに加えホイップします。更に生クリームの中に細かく刻んだマロングラッセを入れてマロングラッセの上にマロングラッセ入り生クリームを掛けて更に細かく刻んだマロングラッセを掛けます。

マロン・マロン・マロンですからトリプルモンブランです。最後に出したドワジデーヌ1970年と最高に合うと評判でしたので嬉しかったですね。

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それにしても疲れました。 フレンチのシェフには敬服しますね。

常々思いますが食べ手が、心底作り手の気持ちを理解するには、作り手と同じ様な仕事をするしかないのですが・・・・

ですが、今回は当店の最大のライバル?と言うか私の最大のライバルには苦戦しました。それは同業者でも何でも在りません。 

原価です。

結局原価率80%超えてました。正確には、これ以上計算はしたくないの把握していませんが、手間賃考えると・・・・ 

あー でもなんだかんだで楽しかったです。

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