« 復活ブラディマリー! | トップページ | 無事です。! »

2011年3月 5日 (土)

1970年ボルドーワイン試飲会パート2

1970年ボルドーワイン試飲会パート2
1970年ボルドーワイン試飲会パート2
1970年ボルドーワイン試飲会パート2
1970年ボルドーワイン試飲会パート2
1970年ボルドーワイン試飲会パート2

去年好評のまま満席で終了しました。1970年のボルドーワインの会の続編です。今回も勿論40年と切りのいい1970年のみのボルドーワインで前回よりバージョンアップしてまして5大シャトーのうちの2つのシャトーが登場です。

参加費用は上がりましたが、何せ値段が値段何で今回も満席でしたが、御断りしたお客様が居なかったのが幸いです。

さてテイスティングコメントです。料理のコメントは前回コメントしましたので今回はご勘弁下さい。

1.Ch.HautーBrion

トップバッターは5大シャトーの1つオーブリオンです。

過去に何度も飲みましたが久しぶりに飲みます。

かなり深い赤 薔薇色ではないがウイルキンの空箱を少しも濃くした色合い
がエッジは少しレンガ色

香り

土の香りや桜のスモークチップの様な燻製香 甘そうな完熟した石榴やトマトの様な酸味のある甘味と共に登呂遺跡の土壁の湿った風味とドライ無花果や五香粉見たいなエスニックスパイシーな香りが印象的なワイン。

口に入れた瞬間は軽くかんじるが暫くすると噴火した火山の如く深い味わいが込み上げてくる。ボディのはっきりしたワインに変貌していく。全体的に骨太のずっしりした味わい。余韻は長めであり口の中でオートレースのバイクの如くくるくる回っている。

Ch.Ducru-Beaucaillou 1970年

クリアーな朱色深みのある色ではないが雑味のない様に思える

香り

繊細な茸の胞子の様なふんわりとした軽い香りでいて綿菓子を思い出す。

デュクリボカイユらしからぬ ライトな舌触りでいて緩やかな川の流れの様に喉に抜けて行くが、後味は思ったほど残る。小学校の図工の時間に粘土を板から剥がす作業の様にてこずるそんな ワインかも知れない。

Ch Lynch Bage 1970年

深い薔薇の色 1970年とは思えないしっかりした赤色でドラキュラ好きな色かも知れない。

香り

何度も飲んでいるが深い濃厚な香りでもあり。初夏のコルディアンバージュのテラスでは飲みたくない重厚な香りでもある。い草や田舎の風呂釜を炊く時の薪の様な焦げた香りがあるが、煮詰めたブルーベリーのフルーティさも持っている器用なワインだ。

1970年と言う40年もの歳月を経ていたとは思えないしっかりとした風味があり威厳がある 口当たりは軽くは無いが強くはない若々しさがまだ充分あり酸味よりも先に来るのが果実味であり錦蛇の様に舌にまとわりつく 後味は苺やクランベリーの完熟した甘味が引き立つ だがタンニンが丸い樽の様に角がないのは長熟したワインだときずく策士なワインでも?ある。

La fleur Petrus 1970年

今回唯一のポムロールだが元々レオビルバルトンを出す予定が、売り切れてたのを忘れて試飲銘柄に入れてしまったので、急遽変更のピンチヒッターです。

テレビでしか見てないが、夕焼けのエアーズロックの様にオレンジ色だが、エッジのみで、内側はしっかりした濃いトマトジュースの色

香り

ポムロール独特のトリフの香りと言いたいが、違う。どちらかと言うと土の香りがするタイプのワインだ。松茸に付いている土の香り?いや違う以前またぎで食べた天然のしめじの野性味溢れる茸の香り以上にどこかスパイシーであり繊細な気がしてならない。

ボディがはっきりしているとかではなく 力強い骨太なワインなのは、間違いなく最初は酸味が強く感じられたが、時間と共に角がとれて丸くなりつつも戦国時代の大砲の如く鉄製の巨大な砲弾の様なワインだ。

Mouton-Rothschild 1970

赤と言っても一言では言い表せない色かもしれない。ルビー色の中でオレンジ色はあるが熟成した18カ月のミモレットが少し入っている気がする。

香り

今回で1番の優等生のムートンであり安定している。ポイヤックらしい鞣し革でも鹿や羊の少し癖のある香りと共に、銅やジェラルミンの金属香や野苺と完熟して指で押すとぐにゅとなる柿の様な果実の風味のワインだ。

1970年のムートンは外した経験は無いが、外した方もいるらしく聞いた話しでは香りも味も駄目だそうですが、まーそこがワインの魅力であり欠点なのですが仕方ないですな。かといって1979年のムートンは、全くワインの本質が消えていてとっくに、ピークは過ぎていたので腰が砕けた芯のないムートンなのでがっかりした思い出のあるワインの1つでしたが、1970年は大分違います。口に含むとしっかりと輪郭のあるワインでありそれでいて角が在るわけでもなく綺麗に熟成してある。育ちの良い貴婦人の様な雰囲気のワインであり 仮面舞踏会に参加すれば紳士たちから称賛の的になるであろう。ボディは意外と軽く感じたが、全体に芯があるワインであるのが後味にあり 富士山の頂上から雪崩があるとこの様なダイナミックになると思う。 それほど後味にインパクトのあるワインでもある。

|

« 復活ブラディマリー! | トップページ | 無事です。! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/140507/39111345

この記事へのトラックバック一覧です: 1970年ボルドーワイン試飲会パート2:

« 復活ブラディマリー! | トップページ | 無事です。! »